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Laracon EU 2025 まとめ DAY2

MaruMaru

Nightwatch Returns - Jess Archer

02/04(火) 17:30 ~ (日本時間)

LaraconAUで発表した内容を振り返るとともに新しい機能も発表する。

ダッシュボード

Requests

リクエストの成否を一覧できる。
赤を強調するために成功の色は控えめにしている

ルートごとの解析

ルート別にリクエスト情報を確認できる。

個別リクエストの解析

キャッシュがミスされてスローになっているのでキャッシュ戦略を見直すといいかもしれない。

タイムライン

送出されたJOBまで一気通貫で確認できる

Exceptions

Exception詳細

Exceptionを起こした起因の一覧を確認できる

Queries

一覧

クエリの呼び出し回数や総実行時間が確認できる。

Log

Nightwatchをログドライバーに設定できる。
ログとリクエストを紐付けできる。

Monitoring

User

ユーザーごとの状態が確認できる

Servers

サーバーの状況

Deployments

デプロイ一覧

--
新機能

Issues

監視対象で何かが起きた(Exception, Slow route)時、Issueを作成できる。
担当者

Issue詳細


--

Settings

各ルートや各ジョブに閾値を設定できる(スローと判定するかどうか)

NightWatchの導入手順

インストラクションに応じて導入できる。

NightWatchの仕組み

webワーカーになどの与える影響はかなり少な苦設計されている。

ForgeをNightWatchで計測した情報


リリース時期

アーリーアクセス: 来週(2/10(月) ~? )からスタート
GA: 2025年5月

その他

Laravel Pulseのアップデートは引き続き行う予定
GDPRへの対応も鋭意行っている

MaruMaru

Your First Pull Request - Chris Morrell

02/04(火) 18:00 ~ (日本時間)

OSSへのプルリクエストについて話す。


今までたくさんのプルリクエストを作成した。
何よりLaravelコミュニテイ、PHPxでのつながりがとても幸せを感じた。

OSSへのプルリクエストの作成は自分に成長をもたらした。

COURAGE(勇気)

プルリクエストを作成するのは勇気がいるし、怖い。
最初に出したプルリクエストの結果は以下だった。

MODERATION(調整)

プルリクエストを小さく保つ

Taylorのお言葉

破壊的変更を避けること

GENEROSITY(気遣い)

あなたのプルリクエストはレビュアーの時間を奪うものであると認識する

変更と関係ないファイル全体フォーマットの差分を避ける。

常にテストコードを追加する

プルリクエストの説明文を読みやすいものに編集する。

MAGNAMINITY(寛大さ)

自分のエゴを捨てる

自分の仕事にプライドを持つ

Practical Wisdom(実用的な知識)

大きい視点で考える(Laracon前にでかいプルリクエストは妥当か?)

CONTEMPLATION(熟考)

読むことと考えることにより時間をかけること
プロジェクトの書き方などを深く理解する。

実際にPRを作成してみる

https://github.com/laravel/framework/pull/54463

MaruMaru

So you think you know PHPUnit? - Sebastian Bergmann

02/04(火) 19:00 ~ (日本時間)
PHPUnitについて話す

Code Coverage

#[CoversClass()]属性でテストがカバーするクラスを明示できる

リスキーテストとして出力してくれる

Selecting Tests

実行するテストを絞ることができる
testsuiteで絞る

Group属性でグループ化したgroup で絞る

テストクラス名テストメソッド名で絞る(正規表現も使える)

カバー対象のクラスで絞る

Output

--no-progressで...表現を省略できる

その他にも--no-results, --no-outputがある(CIパイプライン用)

--testdox はテスト名を表示する(TDDにおすすめ)

--debugでphpunitのログを出力できる

Deprecations(and other issues)

Deprecation(廃止予定)を検出できるようになった

phpunit.xmlでサードパーティーのDeprecationは無視するようにできる

Best Practice Configuration

--generate-configurationで作成されるphpunit.xmlがおすすめの構成

Ecosystem around PHPUnit

以下の拡張を入れると遅いテストを抽出できると試すといい
https://github.com/ergebnis/phpunit-slow-test-detector

2/7(金)にPHPUnit 12をリリース予定

MaruMaru

Designing Laravel - David Hill

02/04(火) 19:30 ~ (日本時間)

MaruMaru

Introducing Fusion: a new paradigm for Laravel + Javascript - Aaron Francis

02/04(火) 22:20 ~ (日本時間)
新しいライブラリ Fusionを紹介する。
Fusionは新しいJavaScript + Laravelライブラリ。
Inertiaとは違うアプローチをとる。

Vueテンプレートにphpタグを書く
HMRやリアクティブ性を備えている

ルートパラメータも扱える

phpタグ内はLaravelサーバーで処理されている
OSS
月曜にリリース予定
当初はVueをサポート。Reactもサポート予定

MaruMaru

Building Mobile Apps with PHP - Simon Hamp

02/04(火) 22:50 ~ (日本時間)
NativePHPはデスクトップアプリをPHPで開発できる
NativePHP for Mobileを紹介する。

内容が難しくてよくわからなかったが、Laravelで作ったiPhoneアプリがAppStoreで承認されたそう

MaruMaru

Building world-class APIs with API Platform for Laravel - Kévin Dunglas

02/04(火) 23:50 ~ (日本時間)

https://api-platform.com/

プロジェクトが成功して顧客にAPIを公開する必要が出てくる時がある。
その時のためのものが API Platform

ModekまたはPHPクラスにPHP AttributeをつけることでAPIを公開できる。
Symfonyでは10年間利用だったが、Laravelでも9月に利用可能になった。

APIのベストプラクティスを包括している

APIが変わったらドキュメント・管理サイトなどが動的に変わるようなシームレスな体験が可能

Symphony界隈では人気のライブラリだったがLaravelでも利用可能に

Symphonyで使える機能はLaravelでも使えるようになっているし、Laravelに最適化されている

RESTだけではなくGraphQLも対応している

クエリパラメータの追加も可能

MaruMaru

Building Your Village (Part 2) - Kapehe

02/05(水) 00:20 ~ (日本時間)

Laravel開発者ではなくJS開発者で、Vercelで働いていて、Next.jsを開発している。

このトークではコミュニティについて話す。

私たちは3つのコミュニティ(village)を持っている。
Personal
Work
Friendship
その3つの中心はあなたであり、あなたは炎である。
良いvillageはあなたの炎を大きくする。

あなたが良いvillageにいるかどうかは「私の炎はどうなっているか」と自分に問いかけることでわかる。

良いvillageを見つけたらvillageを成長させよう。
それは「どうやったら他の人の炎を大きくできるか」と問いかけることで実現できる。
カンファレンスで出会った隣の人など。それは笑顔だったり挨拶をすることかもしれない。

Laracon USでトークをしてから多くの人から「良いvillageを見つけられた」というメッセージを受け取った。
とても嬉しいし、それは私だけではなくお互いにどんどんシェアしてほしい。

前回のトークから私のvillageは成長した。
Work
夢であるVercelの開発者コミュニティのトップになった。私の夫のChrisが彼の夢の仕事であるLaravelでリードエンジニアになった。この二つは人とのつながりから得た機会だった。貴方の夢の仕事の村で関係を構築するのが大事。そうしたら夢の仕事につけるかもしれない。

Personal
家族との幸せな時間を過ごせている

もっとvillageを大きくしたい。いろんなしたいことがある。
一方で、ナーバスな気持ちもある。
どうやったら私のvillage達を残し続けられるだろうか?

最初のLaracon EUは2013年で参加者は150人だった。
そして今750名が集まっている。
villageは貴方達で成り立っている。

villageは成長しているけど、いつか必ず終わりは来る。
今幸せな瞬間を味わってほしい。

私が待ち望んだ娘は生後8ヶ月で手術が必要になった。
LaraconEU もコロナでオンライン開催になった。
Laravel もAccelから出資を受けた。

villageが壊れる、なくなる恐怖を感じる。
=>
どうすればいいか。私たちが育てる。私たちが守る。
そのvillageでなぜあなたの炎が大きくなったのがに集中してみよう。

危機的なvillageを育てる、守る方法は3つある

  1. transform fears(恐怖を変換する)
    Laravelがaccellの出資を受けたが、TaylorはCEOを続ける。

  2. return to your core(本質に立ち返る)
    Laracon EUは一回リモートになったが、対面に戻った。
    コアはつながりなのだ。

  3. trust your village(villageを信じる)
    私の娘の手術があった時、私は娘を信じた。
    いろんな病院をあたって色々と調べた。
    あなたの選択を信じよう。

良いvillageは人生を変える。

MaruMaru

TaylorOtwell x Caneno

Caneco)
去年、Laravelチームは8名だった。今のメンバーは何名いるの?

Taylor)
50名いる
Slackeでコミュニケーションをとっている。

Caneco)
チームはどのように分けている

Taylor)
Cloud
Nightwatch
Horge, Vapor
OSS
って感じかな?

Caneco)
Laravel Cloudについて、Laracon USとは結構かwったように感じたよ

Taylor)
そうだね。
Redis, Storage, Customドメインとか色々なものが加わったからね。
大企業向けにも使ってもらえるように取り組んだよ。

Caneco)
Cloud, Nightwatch, Inertia 2.0
とか色々やったけど、
次にやろうと思うことはある?

Taylor)
ひとまずはCloud, Nightwatchとかに取り組む必要があると思うけど。
常に新しいアイデアはある。

Caneco)
JS開発者やストリーマーと絡むことがあるけどどんな感覚。

Taylor)
第三者目線で意見をもらえるから良いよね。
使い慣れてると気がつかないこともあるから。

--
Jess Archerも参加

Caneco)
今のLaravelでの役割を教えてくれるかな

Jess)
NightWatchチーム(オーストラリアパシフィックチーム)のエンジニアリーダーをしている
私を含めて6名いるかな。

Hank Taylor
マーケティングチーム

各所のミートアップをさらに支援するし、オンラインストアも拡充する予定

Nuno Maduro
コアチームメンバー
4年間開発している。今はLaravel Cloudに注力しているよ。
最近ストリームをして若い人にもアピールしている。
この夏 新機能を追加してPest4をリリースする予定。

このスクラップは2025/02/07にクローズされました