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誤差計算
はじめに
概要
- シラバス:E資格2024#2
- 出力層で使用する活性化関数を勉強します
モデル訓練のステップ
- アーキテクチャの設計
- 入力層設計
- 中間層設計
- 出力層設計
- 誤差計算
- モデルに誤差を反映する
- 重みの更新の設定をする
- 最適なモデルを手に入れる
キーワード
損失関数, 出力ユニット, クロスエントロピー誤差
学習内容
損失関数(loss function)
- 正解と出力との差を定量化したものをいいます
- コスト関数、損失関数、誤差関数、コスト、損失、誤差などと表現されます
- コストが小さいものほどいいモデルとなりまして、誤差が最小になっている状態を「最適」といいます
- 損失関数がモデルの「学習の方向」を決めます。正しく選ばないと、モデルが間違った方向に学習してしまいます
出力ユニット別:回帰
- 平均絶対誤差(MAE)
- 平均二乗誤差(MSE)
出力ユニット別:2値分類
- 2値分類は二つのクラスを分類することが目的です
バイナリクロスエントロピー
one-hotベクトル
- 一つの要素が1で、他の全ての要素が0となるベクトルです
- 使用する理由は、カテゴリ変数を数値として表現する時、順序が意味を持たない場合があります。one-hotベクトルを使うと、順序に偏りのないデータを作成できます
- 特徴として、ベクトル長はクラス数と同じです
例:3クラス分類(クラス数=3)
クラス | one-hot表現 |
---|---|
0番 | [1, 0, 0] |
1番 | [0, 1, 0] |
2番 | [0, 0, 1] |
出力ユニット別:多クラス分類
クロスエントロピー誤差(Cross Entropy Loss)
- 特徴
- 確率的な予測に適している:出力が「どれくらい正しい確率を出しているか」を評価
- 誤差が大きくなりやすい:間違っているときは大きく罰せられる(学習が進みやすい)
- ソフトマックス関数との相性が良い
Discussion