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Salesforce未経験エンジニアのための(社内)学習資料をZenn Bookにまとめました

2024/12/10に公開2

本記事は『Salesforce Advent Calendar 2024』の10日目の記事です。

https://qiita.com/advent-calendar/2024/salesforce

Salesforce未経験エンジニアに向けて、社内の研修資料を整理し、Zenn Bookとして公開しました。タイトルは『アプリケーションエンジニアのためのSalesforce & AppExchange開発入門』です[1]

https://zenn.dev/takumi_endo/books/0f236e5f3008a4

こちらの記事では公開に至った経緯などを簡単に紹介したいと思います。

私たちは「Cariot」というAppExchangeアプリケーションを開発しており、Salesforce PlatformとAWSを組み合わせたマルチクラウドアーキテクチャを採用しています。
チームの規模がそこまで大きくないため、基本的には一人ひとりのエンジニアがフロントエンド(Salesforce)とバックエンド(AWS)の両方を担当しています。

採用において、バックエンド側の開発経験者に比べてSalesforce開発経験者は希少であり、Salesforceに関する知識・スキルについては入社/参画後に身につけてもらうことが多くなっています。
キャッチアップの方法としては、Trailheadを使い、実施してもらいたいモジュールをTrailmixとしてまとめ、自習をしてもらっていました。そしてTrailheadを進めていく中で生じた疑問・不明点については、毎日の夕会やSlackで適宜フォローしていました。

この方法の場合、修了までに2週間〜1ヶ月ほどかかっていました。ですが、つまずくポイントやフォローが必要なポイントは大体同じ所だったりもすることに気づき、もっと効率的にできるんじゃないかと思って、ナレッジの整理=Bookの執筆に至りました[2]
以下はChapter 1からの引用です。

本書は「必要な知識を手っ取り早く身につける」ことを重視しており、この点でTrailheadと差別化を図っています。

またSalesforceの中でもAppExchange(パッケージ)開発者を主な対象としており、言及する内容についてはメリハリをつけるようにしました。

本書がSalesforceエンジニアとしての道を進める一助になれば幸いです🙂
またフィードバックについてもお待ちしています!

脚注
  1. 後半息切れしてしまって説明不十分なところが多い自覚はあるので、適宜加筆します。。 ↩︎

  2. 研修プログラムツールとしてはmyTrailhead(新称Sales Enablement)も検討していたのですが、廃止のアナウンスがあり、別プラットフォームへの移行を決めたという背景もあります。 ↩︎

株式会社キャリオット

Discussion

ShoyaUenoShoyaUeno

Salesforceの開発に携わる上での基礎知識がわかりやすくまとまっていて、大変参考になりました!
Salesforceに触れてまだ半年ほどですが、社内のナレッジ整理の参考にさせていただきます。ありがとうございます!

t_endot_endo

コメントありがとうございます!
お役に立ちそうなら書いた甲斐があります!