🎡
デザインシステムと生成AIの相性について
n番煎じかもしれないけどデザインシステムと生成AIについて考えてて、この二つって意外と相性がいいんじゃないのって思い始めてきた。
以下ポエム
デザインシステムを作る難しさって、ようは例外がポンポン生えることにありそう。けっきょく個別解を都度考えるのがいいよねって諦めが常によぎる。上手く作れないとルールどうしが競合し、結局どちらを採用するかという重い意思決定が残るので、本質的な効率化や改善を実感できない。
well-definedに定義できる以外の部分が課題であり、ここが特にルールとして記述しづらい部分に感じる。
将棋の各コマの動きを定義するだけでは盤面から優劣を判断するのは難しくて、コマとコマとの配置から現状がどうなっているかを判定する目線が必要になる。
ルールをやわらかく定義するための言葉や方法の発明とまでいうと気が長いけど、これこそ個別解を膨大に持っているAIが強い領域だと思う。いい感じに解決して、と指示を出して本当にいい感じにしてくれることもあるのは結構すごい。
膨大な経験からベストプラクティスと思えるように、盤面の状態からデザインルールの優先度を決定し、色や配置を定められるかもしれない。接近のルールと回避のルールを多少調教しておけば結構いい線行きそう。
将棋と違って、デザインでは各プロダクトごとに勝利条件(ビジョン)が異なる点でさらに難しいのかもしれないけど。
とりあえずやってみないとわからないかな。
Discussion