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AWS認定クラウドプラクティショナーを受けてみて

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はじめに

この度、AWS認定クラウドプラクティショナー試験に合格しましたので、本資格の紹介と受験の感想をまとめます。

私が業務で担当している案件ではAWSを利用していますが、最近になり検証・本番環境でログ内容を確認しての対応が必要になりました。
そこで初めて「Amazon CloudWatch」というサービスを触ることになるのですが、どの項目からログを見れるのか、そもそもCloudWatchとは何か、というよりAWSのこと知らない。。。
という状態だったので、勉強ついでに資格を取ってしまおうと考えました。

合格でもらえる認定バッジ↓

AWS認定クラウドプラクティショナーとは

本資格は、AWSが主催するAWS認定資格の中で最も基礎的(Foundational)な内容を問う資格試験になります。
つまり、難易度は一番簡単で、初学者が最初に受けるべき試験といえます。
引用: https://aws.amazon.com/jp/certification/

出題範囲は、AWSが提供するサービス全般の基礎知識となります。
サービスの名称とその内容について、広く浅い知識が試験では問われます。

問題例:                                           ①世界中の多くの国にお客様を擁する企業が AWS クラウドを使用する利点は何ですか。(2 つ選択)
②次の機能のうち、Amazon S3 の特性はどれですか。(2 つ選択)                 引用:Official Practice Question Set: AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C02 - 日本語)

また、この認定資格は受験者の以下の能力を検証するとしています。
• AWS クラウドの価値を説明する。
• AWS の責任共有モデルを理解し、説明する。
• AWS Well-Architected フレームワークを理解する。
• セキュリティのベストプラクティスを理解する。
• AWS クラウドのコスト、エコノミクス、請求方法を理解する。
• コンピューティングサービス、ネットワークサービス、データベースサービス、 ストレージサービスなど、AWS の主要なサービスを説明し、位置付ける。
• 一般的なユースケース向けの AWS のサービスを特定する。
(引用:AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C02) 試験ガイド)

試験を通して得た実感としては、実務で使うAWS特有の用語に抵抗感を感じずに、MTGに参加できるようになる!というレベル感だと思います。

実務レベルでAWSのサービスを使いこなすことが目的ではなく、あくまでAWSのサービスに関する基礎的な知識を有していることを示す資格ということですね。

私の勉強法

試験対策に使用した参考書、サービスは以下です。
(★★★:かなり推奨、良書! ★★:推奨 ★:普通、非推奨)

★★★ AWS Cloud Practitioner Essentials (日本語)
AWS公式が提供している動画教材です。AWSに精通した日本人エンジニア講師が、実際の経験・知見からAWSのサービスについて解説をしてくれます。解説が非常に分かりやすく、コンテンツとしても面白いです。最初に目を通すと認定資格の全体像を把握できます。

★★★ Official Practice Question Set: AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C02 - 日本語))
AWS公式が提供している模擬問題集です。20問の模擬問題演習と解答・解説を利用できます。これらの問題が実際の試験問題に最も類似しており、問題の質も高いと感じました。

★★★ AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)
初学者がAWSのサービスを理解するための技術書として最適だと思います。解説が非常に丁寧です。具体例も豊富なので、web上で手を動かさなくてもサービスのイメージがつくようになります。

★★  AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト)
一般的な資格試験の参考書になります。淡泊にまとめられており、情報の不足は少ないですが、初学者にとってはサービスのイメージがつきづらいかもしれません。

学習期間としては、基本情報技術者試験レベルの知識を有している場合、約1か月位を目途に進めることが出来ると思います。

おわりに

私はまだエンジニア歴は浅いですが、エンジニアとしてクラウドサービスの知識は必須のものになっていると感じています。今後もAWSの学習を進めていこうと思います。
本記事が、合格への道筋を少しでも明確にする手助けとなれば幸いです。

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