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Codex CLIが "ChatGPTの定額プラン" で利用できるようになったので試してみた。

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はじめに

この記事では、定額プラン対応になったCodex CLIを使って、
簡単なゲームを一発生成してみた様子を紹介します。

元々Codex CLIはAPIキーを通して利用できるCLI型AIエージェントでしたが、
アップデートにより "定額プラン" で利用できるようになりました。

https://x.com/OpenAIDevs/status/1953559797883891735

インストール

https://github.com/openai/codex

npm install -g @openai/codex

または

brew install codex

起動

codex

試す

prompt
次の要件を満たす単一HTMLファイルのシングルページアプリを作成してください:
- 名前:格闘ゲーム(簡単な鉄拳風の格闘ゲーム)
- 目的:1ラウンド制。 相手のHP(5)をパンチで0にしてKOする。
- 機能:enterで開始、方向キーで横移動、スペースキーで小ジャンプ、パンチ(パンチ1回=1ダメージ)、HPゲージ(5ダメージでHPが0になる)
- UIは、モダンではなくドット風で1900年代を彷彿させるように。

指示出し直後のUI

ToDo作ってから実装してくれてる

今回は簡単なシングルページアプリの作成依頼ですが、大規模プロジェクトなどで長いコンテキストや複雑なタスクを処理する場合、AIエージェントは話題から逸れたり、以前の目標を忘れたりする可能性があります。なので、ToDo作ってから実装してくれるこのプロセスはとても良い体験ですね。😀

GPT-5が生成したゲームがこれ

GPT-5が生成したゲーム

1発出しで、このクオリティ笑

  • ✅️ 格闘ゲーム
  • ✅️ 1ラウンド制、相手のHP(5)をパンチで0にしてKO。
  • ✅️ enterで開始、方向キーで横移動、スペースキーで小ジャンプ、パンチ(パンチ1回=1ダメージ)、HPゲージ(5ダメージでHPが0になる)
  • ✅️ ドット風のUI

気になった点

  • ❌️ 相手が攻撃してこない
  • ❌️ HP表示が敵のみ

簡単な指示なのにも関わらず、
1発でここまでのクオリティを出してくるGPT-5の実力に驚きました笑

公式にも、

多くの場合、たったひとつのプロンプトで、洗練されたレスポンシブデザインのウェブサイトやアプリ、ゲームを作成することが可能です。

と書いてありましたが、実際の生成物を見るとGPT-5すごいなあ...😶 と思いました。

https://openai.com/ja-JP/index/introducing-gpt-5/

Claude Codeにも同じプロンプトでゲームを生成させてみた

Claude Code(Opus 4.1)が生成したゲーム

Claude Code(Sonnet 4)が生成したゲーム

GPT-5にオススメの技術スタック

※公式のプロンプトガイドによると、フロントエンドアプリ開発の場合は以下の技術スタックを活用するのがオススメみたいです 😀

  • Frameworks: Next.js (TypeScript), React, HTML
  • Styling / UI: Tailwind CSS, shadcn/ui, Radix Themes
  • Icons: Material Symbols, Heroicons, Lucide
  • Animation: Motion
  • Fonts: San Serif, Inter, Geist, Mona Sans, IBM Plex Sans, Manrope

https://cookbook.openai.com/examples/gpt-5/gpt-5_prompting_guide

感想

先日登場したGPT-5がデフォルトになっていることもあり、使用体験は良かったです 🙆🏻‍♂️

今回試した使用体験の良さは以下の通りです:

  1. 一発出しでも完成度が高い:ドット風の格闘ゲームがすぐ動く状態で出てくる
  2. ToDo自動生成が便利:実装の漏れや方向性のブレ防止
  3. 簡単なプロンプトでも、ゲームロジック、UIの完成度が高くて感動

特に短時間で試作したいときにはかなり強力だと感じました!
GPT-5は使い勝手がいいモデルで個人的には使用体験が良く、お気に入りです。
日常のタスク系やドキュメント整備、リサーチとかに使いたいなあ。と思いました!

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