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デザイン・要件・設計をつなぐモデリング
概要
2022/02/23に開催された下記勉強会のメモです
セッション
開発現場でのサービスデザインとモデリング
UXデザイナー=ユーザ経験をデザインするとは何?
→サービスデザイナー・ソフトウェアエンジニアと名乗っている
課題
- デザインの現場でモデリングしても開発の現場とコラボレーションしない
解決方法
- サービスデザイン視点でのモデリングを開発の現場にマージする
企業とサービスと顧客の関係
- サービス=フロントヤード+バックヤード(p11~)
- フロントヤード→顧客とサービスの接点
- バックヤード→企業によるサービスの業務
- フロントヤードだけでなくバックヤードまで含めて最適化が必要
サービスデザイン
- プロセス(p17)
- 発見→定義→設計→開発→提供
- 顧客、ビジネス、業務とモデルを共通言語に対話(p20)
モデリングメソッド
- サービスブループリント(p23)
- ステイクホルダーのタスクと連携を可視化
- 課題抽出や最適化に活用
- サービスのフローを切り分けて作ると整理しやすい
- リーンキャンバス(p24)
- ビジネスの構造を9つの項目で整理することで理解や気づきをつくる
- 最初から埋まらないのでプロセスを踏みながら埋めたり改善していく
- 行動ペルソナ(p25)
- 利用者の行動を定義することで行動パターンから利用像や課題やニーズを抽出
- 仮説だけでなく定量・定性データから組み立て・検証すると確実
- ペルソナ設定は開発にはあまり役に立たない?→代わりに行動ペルソナを使う
- メンタルモデルギャップ分析(p26)
- 利用者のタスクをグループ化し、ユーザのメンタルモデルに対してサービスのコンテンツや機能提供にギャップがないか調べる
- 仮説を立てる→インタビュー→発話録から抽出すると良い
- デザインスプリント(p27)
- 短期間のスプリントを繰り返してサービスに関して学び、プロトタイプまで進める
- サービスの価値やユーザのニーズを明確化しメンバーで共有するフレームワーク
- OOUI(p29)
- オブジェクトを画面やコンポーネントにする
参考書籍
開発現場でのサービスデザイン
- モデリングの現場をオープンにする
- サービスの創出・改善からエンジニア・デザイナーも参加
- 全員がモデルを介して会話
- 課題
- 組織的分断(分業)でモデルがマージしていかない
- 解決策
- 組織全体でモデリングに理解を得る
- モデリングとは発散と収束のイテレーション
- それを促すファシリテーターを目指す
おまけ
マネージメントと馬術の話
Discussion