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SCRUMMASTER THE BOOK の読書メモ
本日の書籍
SCRUMMASTER THE BOOK 優れたスクラムマスターになるための極意
読書メモ
※読書メモはアウトプット大全にある Before/After のテンプレートを使用しています。
Before
私はScMとしてチーム内で役割を担っていますが、時折下記の事柄に悩まされることがあります。
- スクラムマスターの役割を周囲に理解してもらうために説明することができない。
- チームが困っている時に支援できる道具の引き出しが少ない。
本書を通して、上記の解決策を見つけたいと思っています。
After
スクラムマスターの役割を周囲に理解してもらうために説明することができない。
スクラムマスターの目標は、自己組織化を促進することにあります。私は一人ひとりが自立して働いており、仲間が問題に遭遇したらそれを手助けして解決に向かうことができる組織のことと理解しています。本書で記述されている目標は自己組織化の対象は広く、自身が担当するチームに始まり、チームに関連する人々、最終的にはアジャイルのマインドセットとスクラムの価値観を企業レベルに持ち込み、普段の働き方から変えていくように努めることにあるようです。
スクラムマスターの役割は、一般的なプロジェクトにおけるプロジェクトマネージャー(PM)であると記述されている媒体も読んだことがありますが、この書籍の内容と比較すると被る部分はありますが、本質的には全く別の役割だと理解できます。アジャイルの精神やスクラムを知らない人に対して役割について説明するならば、スクラムマスターはPMというより、組織コンサルタントや医者と言ったほうが近いと感じました。
チームが困っている時に支援できる道具の引き出しが少ない。
最初は具体的なプラクティスを求めて読み始めた感じがありましたが、本質的に重要なことは当たり前を当たり前にこなしていくということだと感じました。以下にQ&A形式で記載していきます。
- ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、問題や状況を整理するには?
- クネビンフレームワーク(Cynefin Framework) を使用して分類する。
- チームの新しいプラクティスを導入する際に気をつけることは?
- 守破離の精神に従い、最初からオレオレ用法しない。
- 会議を実施する上でのポイントは?
- まず、SMART(具体的、測定可能、達成可能かつ合意済み、現実的、時間制限あり)にすること
- 次に、会議の成果物を意識すること。会議の成果物は以下
- 頭:学べることすべて。スキル、アイデア、状況把握
- 心:自ら取り組む姿勢、新年、エンゲージメント、意気込み
- 手:具体的なアウトプットの作成、アクションプラン、タイムライン、リストなど
- 問題が発生した際の根本原因を探るには?
- 問題が発生した理由について、「なぜ?」を5回繰り返して掘り下げる
TODO
- スクラムマスターとして目標を達成するために必要な能力を調べ、自分自身との差を列挙する。
- チームが当たり前に行っていることを改めて列挙して、本書の内容を基に見直してみる。
Discussion