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未経験からSalesforce案件に飛び込んだ新人が、開発の楽しさに目覚めるまで

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今年の6月、私はSalesforceというプラットフォームに初めて触れました。それまで専門学校でも会社の研修でも聞いたことのない未知の技術で、正直なところ、何から手をつければ良いのか全く分からない状態からのスタートでした。

アサイン前の1週間、とにかくTrailheadを進めるよう指示されましたが、一つ一つのモジュールが具体的に何の役に立つのかを理解できないまま、ただこなすだけの日々。そして、不安を抱えたままプロジェクトへ配属されました。

最初のミッションはテスト仕様書の作成と、それに基づくテストの実施でした。ここで初めてSalesforceの画面やオブジェクトに具体的に触れ、その後、設計書の作成を任されたことで、点と点だった知識が少しずつ線で繋がっていく感覚を覚えました。「あのTrailheadで学んだことは、この機能のためにあったのか!」と、パズルがはまるような面白さを感じ始めた時期です。

配属から1ヶ月後、開発にも携わるチャンスが訪れました。最初は既存機能のカウンター修正といった小規模なタスクでしたが、今では設計変更から実装までを一貫して担当させてもらえるようになりました。

Salesforceは「ノーコード・ローコード」と聞いていましたが、実際に業務で使うとなると、様々な壁に直面しました。フローの複雑な分岐、変更セットの概念、本番環境へのリリース作業など、今でこそ当たり前にこなせる作業も、当時は一つひとつが大きな挑戦でした。その度に、メンターの先輩やAI(Gemini)を質問攻めにして、なんとか乗り越えてきました。

特に印象的だったのはApexです。私はずっとJavaのフレームワークの一種だと思っていたのですが、Salesforceプラットフォーム上で動作する独自の言語だと知りました。文法はJavaに似ていますが、ガバナ制限など独自の制約があり、その特性を理解するのが面白く、今ではすっかり夢中です。

まだまだ学ぶべきことは多いですが、課題を解決し、自分の手で機能を実装できる毎日は、本当に充実しています。

当面の目標は、プロジェクトにさらに貢献できるようSalesforceの知識を深めること。

これはどうでもいい話ですが、応用情報技術者試験の受験もあるのでかなり切羽詰まってます、、

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