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AWS WorkMailで複数人でメールの受信・返信を試してみた

2022/02/04に公開

こんにちは。

今回ビジネス上の以下のようなユースケースを想定し、AWS WorkMailを練習がてら試してみたら、とても楽しかったので記事にいたします。

  • メールマガジンなどでSESを利用して一斉にメール送信
  • それを特定のドメインでメール受信する(WorkMail)
  • 複数人の担当者(グループ)で任意のメールクライアントを使って返信できるようにする

お問い合わせの対応を行うイメージでしょうか。

この辺はたくさん先人がいましたので、以下のような記事を参考にさせていただきました。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-ses-amazon-workmail-send-and-receive/

https://qiita.com/ysKey2/items/2b019337772f8499beec

WorkMailで組織の作成

まずWorkMailは以下のリージョンでしか利用できない(2022.2.4現在)ため、今回は バージニアリージョンで試してみました。

  • バージニア北部
  • オレゴン
  • アイルランド

WorkSpaceに入るとまず組織の作成をおこないます

組織の作成

名前は適当に test-bun として、今回利用したい独自ドメインを入力しました(support.hoge.comとします)

組織が作成できたら、その組織を選択します。

ドメインの追加

組織のサイドバーから Domains を選択します。

support.hoge.com を選択します。

するとWorkMailからDNSの登録の指示がたくさん出ています。

  • Domain ownership
    • そもそも本当にそのドメインの所有者か検証(所有者ならDNSレコード登録できるよね?)
  • WorkMail configuration
    • WorkMailの設定
    • MXレコードなどを指定される
  • Improved security
    • SPFのための設定など

これら全てをDNSサーバーで登録します(私の場合お名前.comを今回利用しましたが、Route53で大丈夫です)

なお、SPFなどについては他のサイトにたくさんわかりやすい記事がありますので、ご参照ください

https://sendgrid.kke.co.jp/blog/?p=10121

グループ・ユーザーの作成

ドメインの検証が終わったら、いよいよグループ・ユーザーを作成します。

まずサイドバーから Groups を選び、 Create group を押下します。

support という名前のGroupを作成します。

グループ作成

その後に ユーザーを2名作成します。

同じようにサイドバーから Users を選び Create user を押下します。

ユーザー作成

ユーザーを試しに2名作成しました。

  • owner
    • 名前は test hanako
  • company1
    • 名前は test tar

user

次にまた サイドバーから Groups を選び、 Add memberで先ほど作成した2名のユーザーを追加します。

WorkMailにユーザーでログインしてみる

次にサイドバーから Organization を選択すると、下の方に User login と書いてある項目があり、その中に Amazon WorkMail web application という項目でログイン用のURLが記載されているためクリックします。

以下のような画面になるため、先ほど作成した ownerのログイン情報でログインしてみます

ログイン

試しに owner のメールアドレスに対して、自分のmailクライアントから送信してみると、My MailInbox にメールがとどいています!

グループ宛のメールを確認

次に自身のメールクライアントから グループ宛にメールを送ってみます。

support と名前をつけたグループのメールアドレス宛に送ってみるとメンバーである owner はちゃんとメールを受け取れました

メール

ちゃんと返信もばっちりできました!

reply

その後、もう一人のユーザーである company1 でWorkMailにログインしてみると、ちゃんと support グループ宛に送ったメールを受け取れていました!

メール2

想像以上に楽にメールの送受信、グループの作成ができました。

WorkMail本当に便利です!!

もっと遊んでみようかと思います!!

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