LINEミニアプリの「サービスメッセージ」で使用するトークンまとめ
BULB加藤です!LINEミニアプリやLIFFの開発に関する情報を発信しています。
LINEミニアプリの開発検証で「サービスメッセージ」をやっていたのですが、この中でトークン情報を複数扱います。
これが最初けっこう混乱のもとになってしまったので、それぞれの違いや使いどころをメモっておきます。
トークンは主に3つある
サービスメッセージを実装するために使うトークンは以下の3つです。なんとなく名前が似ていてややこしいですね!
- LIFFアクセストークン
- チャネルアクセストークン
- サービス通知トークン
図にするとこんな感じ。それぞれ解説します。
LIFFアクセストークン = LINEユーザーから送られてくる情報
LIFFアクセストークンはLINEミニアプリ上で、LINEユーザーの情報として取得します。
これをパラメーターなどにくっつけて、所定のAPIへリクエストする際に送信します。LIFFアクセストークンはこの後、サービス通知トークンを取得するため使います。
チャネルアクセストークン = APIを呼び出すためのトークン
チャネルアクセストークンとは、Messaging APIを呼び出す際に使用するアクセストークンのこと。
LINEミニアプリの場合、「短期のチャネルアクセストークン」を使ってくださいと書いてあるので、ドキュメントを参考に取得しておきます。
サービス通知トークン = サービスメッセージを送るためのトークン
最終的にサービスメッセージを送るときはLINEのAPIへパラメータを付けてリクエストをしますが、そこで必要になるのがサービス通知トークンです。
サービス通知トークンを取得するために、ここまでに出てきた「LIFFアクセストークン」と「チャネルアクセストークン」が必要というわけですね。
参考 : サービス通知トークンを発行する
後続のサービスメッセージを送る場合は、初回のサービスメッセージを送ったあとに返ってくる「更新済みのサービス通知トークン」を保存しておく
こちらの記事( https://zenn.dev/bulb/articles/09d02963f21d7e )でも書きましたが、サービス通知トークンは一回しか使えず、サービスメッセージを送るたびに更新されます。
後続のサービスメッセージを送る際には常に最新のサービス通知トークンを保存するようにしましょう!
以上、LINEミニアプリのサービスメッセージで使用するトークンについてまとめました。ぜひ開発の参考にしてみてください!
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