🙂

【Streamlit】簡単Pythonアプリを作る|ページ表示までの簡単な手順メモ

2024/08/15に公開

簡単にPythonのアプリが作成できる「Streamlit」が気になったので、ページを表示できるまでのステップを簡単に調べてみました。

今回は、Streamlitで「サクッとページを表示するまで」の工程メモです。

Streamlitでページ表示までの簡単な始め方

1)アプリのフォルダを作る

my_streamlit_app/

2)仮想環境を作る(※省略可)

$ python3 -m venv .venv      # 仮想環境を作成するコマンド
$ source .venv/bin/activate  # 仮想環境を有効化するコマンド
解説
# 1. 仮想環境を作成するコマンド =========
$ python3 -m venv .venv

# 解説:
# "python3 -m venv .venv" は、現在のディレクトリに ".venv" という名前の仮想環境を作成します。
# 仮想環境は、特定のプロジェクトに固有のPythonパッケージを管理するための隔離された環境です。

# 2. 仮想環境を有効化するコマンド =========
$ source .venv/bin/activate

# 解説:
# "source .venv/bin/activate" は、先ほど作成した仮想環境を有効化します。
# 有効化すると、そのターミナルセッションでは仮想環境内のPythonやパッケージが使用されるようになります。
# これにより、システム全体のPython環境に影響を与えることなく、プロジェクトごとに異なるパッケージやバージョンを使用できます。

3)streamlitをインストールする

$ pip install streamlit

4)app.pyファイルを作る(TOPページ)

my_streamlit_app/
    - app.py

5)streamlit run app.pyで起動する

$ streamlit run app.py

# (ポート番号を指定したい場合)
$ streamlit run app.py --server.port 8080

まだapp.pyに何も記載していないので、何もないページが表示されます

localhost:8080 表示画面

6)app.pyページを編集する

app.pyを編集して、ページ内の要素を追加していきます。

Streamlitの「APIリファレンス(画像付き)」か「Galleryで公開されているチートシート」を参考にするのがおすすめ。

import streamlit as st

st.title('ページ タイトル')

st.text('ページ コンテンツ')
localhost:8080 表示画面

7)他のページを作る

pagesというフォルダを作成して、その配下にpythonファイルを作成すると、そのファイルをページとして認識してくれます。

my_streamlit_app/
    - app.py
    - pages/
        - about.py
        - contact.py

参考ページ

https://docs.streamlit.io/
https://docs.streamlit.io/develop/api-reference
https://cheat-sheet.streamlit.app/
https://streamlit.io/gallery

Discussion