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Git Bashにrsyncとnetcatをインストールする

2020/10/08に公開

(2023/7 注釈) この内容は3年近く前に書かれたものなので、ダウンロードするパッケージのバージョンやURLなどが変わっている可能性があります。最近はWSLしか使ってないので特に最新情報を調べたりはしておりません。この情報を見る方はそこに留意して参考程度にご利用ください。

現時点で最も簡単にWindows環境にUnixライクなシェル環境をインストールする方法の一つが、「Git for Windowsをインストールする」ではないかと思います。

gitという単機能アプリをインストールするのかと思いきや、スタートメニューに「Git Bash」とかいうのが追加されて、Mintty上でbashを使うことができます。

ですが、手軽さのトレードオフといいましょうか。あまりにもコマンドが少ないのです。パッケージマネージャ的なモノも一切入ってないので簡単に追加することもできません。

git over sshでプロキシ越えをする際には必須となるnetcatや最近scpの代わりに使えよとか言われてるrsyncくらいは欲しいところです。

ググってみると見付かるのは「どっかからexeとdllコピーしろ」というあやふやな情報ばっかりなので、本当に正しい手順なのか心配になります。
ということで、公式サイトからバイナリを引っ張ってくる方法をメモっておきます。

  • Git for Windows(64bit版)をインストールする。ちなみに僕はChocolateyで入れました。
  • スタートメニューの「Git Bash」を右クリックして、「管理者として実行」する
  • 以下のスクリプトをなんとかして実行(こぴぺしてもよし、てきとうにファイルに保存して bash install.shでもよし)
#!/usr/bin/bash
curl http://repo.msys2.org/msys/x86_64/zstd-1.4.5-2-x86_64.pkg.tar.xz |tar CvxJf / -
curl http://repo.msys2.org/msys/x86_64/rsync-3.2.2-2-x86_64.pkg.tar.zst |tar Cxvf / - --zstd
curl http://repo.msys2.org/msys/x86_64/openbsd-netcat-1.206_1-1-x86_64.pkg.tar.xz |tar CxvJf / -
curl http://repo.msys2.org/msys/x86_64/libzstd-1.4.5-2-x86_64.pkg.tar.xz |tar CxvJf / -
curl http://repo.msys2.org/msys/x86_64/libxxhash-0.8.0-1-x86_64.pkg.tar.zst  |tar Cvxf / - --zstd

以上です。エンジョイ!

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