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TEXT型とVARCHAR型の主な使い分け

2024/12/18に公開

MySQLにおけるTEXT型とVARCHAR型の主な使い分けは以下の通りです:

VARCHAR型:

  • 可変長の文字列データを保存するのに適しています
  • 最大65,535文字まで保存可能ですが、実際には行サイズの制限(65,535バイト)により制限されます
  • 短い文字列の場合、効率的に処理できます
  • ユーザー名やメールアドレスなど、長さが変動するが比較的短い文字列データに適しています
  • 200文字以内の比較的短い文字列に適しています

TEXT型:

  • 極めて長い文字列を保存するのに適しています
  • 最大65,535文字(約64KB)まで保存可能です
  • データベースとは別に保存され、データベースにはポインターのみが保存されます
  • ブログの記事やコメントなど、長い文章の保存に適しています

使い分けのポイント:

  1. 文字列の長さ: 短い文字列ならVARCHAR、長い文字列ならTEXTを選択します
  2. パフォーマンス: 短い文字列の場合、VARCHARの方が効率的に処理できます
  3. マルチバイト文字: TEXT型はマルチバイト文字を含む場合、最大長が少なくなる可能性があります

注意点として、TEXT型はマルチバイト文字を含む場合、有効な最大長が少なくなります。例えば、4バイト文字を使用する場合、最大で16,383文字までしか格納できません。

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