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イベントを終えて振り返り

2022/01/26に公開

毎週Blogを更新する。という試みは2週しか続けることができませんでしたorz. だからと言ってBlogの更新はやめません。先日、Web3.0の話をしよう!というイベント(勉強会)で登壇させていただき、その反省を今日は書きます。2日経ってようやく冷静に振り返ることができそうです。

イベント当日を振り返って

現地参加 or ZOOM?

もともとは現地参加15名くらい申し込みがあったのですが、一週間の間にオミクロン株が爆発的に感染拡大し、最終的に現地参加9名、ZOOM参加50名の申し込みとなり、実際会場に来てくれた方は1名のみ(大変ありがとうございました!)、そしてZOOM参加が30名ちょい、となりました。東京だけに限定しても新規感染者数が一日一万人を超える事態となっているのでこれは仕方のないことです。しかし、会場に来ていただいた方と直接お話しをさせていただいたのが最も濃いコミュニケーションができたのでした(そりゃそうだ)。

わかってはいたけど、ZOOM登壇一人喋りの難しさ

相手の反応がわからないまま、一人である程度の時間喋るとどうしても一人相撲のようになってしまいます。結果「ちゃんと伝わったかなー、やっぱりうまく伝わらなかったかなー」というのが実際に登壇してみた感想です。「blockchainはEthereum、Pylygon、Solana、etc... とあり、これらは別々の世界のシステムで別々の歴史(トランザクション履歴)を持っていて、つまりblockchainはマルチバースなのです。」なんていきなり話してもそりゃ意味がわからないですよね...はい、ごめんなさい。スパイダーマンをみた直後で「我ながらいい例えだ」と思っていましたが全然いい例えではありませんでした。でもクロスチェーンは時空の歪みみたいなもので、実際wormholeという仕組みもあるし、この例えは気に入っているのです笑

一番の課題

リモートのコミュニケーション以上に大きな課題は「実体験を持っている人が、実体験のない人にそのカルチャーや仕組みを伝える難しさ」でした。結局それって何がそんなにすごいの/面白いの?ということを自分では伝えているつもりでもやはりそこが一番伝わらなかったところなんだろうなと反省しています。

これらの反省点は次回に繋げます!次回はまた新しい話をするのではなく、今回話したことをもっと親切丁寧に伝えることがまずは大事なのかなと、そして今回とは違う形での伝え方が必要なのかなと(対談形式のようにすれば、話を聞いている人が感じる質問が引き出せるのかな、とか)そんなことを考えています。次があればの話ですが笑(ちゃんとやりますよ!)

当日出た質問おさらい

あまり固有名詞が出ない範囲で当日の質問を覚えている範囲でいくつか振り返ってみます。

■Amazonなどと同じものがDAO化すると面白いのではないか
具体的にどのような組織をイメージするかというのもありますが、まさに今DAOをどのように運用、活用していくのか、というステージなのだと思います。そして、(DAOに限ったことではありませんが)法整備が各国でどのように整えられるかも目が離せません。「責任者が不在の組織」なんてものをどのように法的に扱えるのかと... 今とても面白いところですね。

■Web3は結局ビジネス成長する余地があるのかないのかよくわからない
わかりやすい成功例はOpenSeaです。Web3領域でどかんと成功することもあります。なので投資したい人も後を絶えないのでしょう。ただし、Web3プロジェクトは失敗している例も多いので、成功するか、失敗しそうかの見極めは大切です。

■blockchainとはプログラミング言語なのか
「システムの仕組みのひとつ」といえばいいでしょうか。例えば、「JavaScriptで構築するBlockchain」「Pythonで構築するBlockchain」などの教育素材があるので、blockchainという言葉自体がプログラミング言語を指すわけではありません。bitcoinはざっとみた感じC++が主に使われていますね。

■マネタイズモデルの比較がわかりづらい
音楽配信とNFT販売で比較してしまったので、ご指摘の通りだったと思います。プラットフォームが違うとクリエイターのマネタイズがどう変わるかを表したかったのですが、わかりづらかったと思います...

■結局NFTってなんなの?
今今ニュースになるのは謎のアート系NFTだったり、謎の「世界で最初のツイート」のNFTだったりしていて、それゆえによくわからない事態になっていますが、あれはあれで意味がわからないものとして遠目に見ていていいと思います。自分にとって価値を感じないものは本当に価値のないものです。しかし、NFT自体には様々なユースケースでの大きな可能性があり、その一つはコミュニティやプロジェクトに参加するためのパスポートのような役割を果たすことです。というところが伝えるのが難しい...実際にDiscordのやりとりを見ていても「このNFTを持っていてもなんのユースケースもないから...」という話を時々目にするのですが、Web3は「(個々のユーザに)力を取り戻す」という側面があるので、自分が積極的にプロジェクトに参加してこそ楽しい/意味があるという側面があります。そのような特徴があるが故に逆に本質が伝わりづらいのかもしれません。投機的側面が背中合わせにあるので積極的に参加を促すことも難しいんですよね。

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