Braveについて勉強会で話をするので
2022/4/6に勉強会でお話しをさせていただくことになりました。
開発の話はしませんが、Web3初学者やBraveをバリバリ使いこなしてくれている人、Braveのことを知らない人、様々な人に向けて全方位的に話ができるよう準備を進めています。今まで "Web3" "DAO" という抽象概念を扱ってきたのに対して今回テーマが "Brave" とかなり具体的に絞られているように見えますが、扱うテーマがBraveだとしてもそこで話をしたいのは今のTech/Web3全般に関わる話を予定しています。
ということで、きたるべき勉強会 "はじめてのBrave" に向けてのイントロダクションを書きます。
まず、Braveとはなんなのか
一言で "Brave" と言った時、それはChromiumベースのWebブラウザである "Braveブラウザ" のことを指します。とぎどき "Web3ブラウザ" なんて呼ばれることもありますが、BraveはただのWebブラウザには留まらず、Webのあり方自体を大きく変えるためのビジョンを持ち合わせており、大きなWebのプラットフォームを徐々に形成しつつあります。(ごめんなさい、BraveがどのようにWebをつくりかえようとしているかはこの場では控えます。もう散々色んな人が技術系でなく暗号資産系のBlogで書いているので、そちらに譲ります。)WebブラウザはChromeを除いても非常に多くのプロダクトがありますが、ただのWebブラウザに留まらないビジョンを示しているところにBraveの魅力がありますよね。
「Braveって何? 何がそんなに新しいの?」という方は、ぜひはじめてのBraveにご参加ください!
Web3/Web3.0とはなんなのか。Web3ブラウザとはなんなのか。
Web3に明確な定義はありません。なのでWeb3ブラウザにも明確な定義はありません。「なぜBraveはWeb3ブラウザと呼ばれているのですか」という問いに対しては、Web3というワードを一度取っ払いましょう。そして、Braveが「Webブラウザとはどうあるべきなのか」という問いに対してどのように考えているのかという話を出発点にすることで、Braveの思想がどのようにWeb3ムーブメントと重なるのか、それっぽい答えが導き出せるのではないかと思います。
Web3ブラウザについて話を聞いてみたい方は、ぜひはじめてのBraveにご参加ください!
Metamask以外のクリプトウォレット
Ethのクリプトウォレットは今のところ拡張機能として使用するMetamaskが最も使用されていますが、Braveブラウザには標準でBrave Walletというクリプトウォレットが標準装備されています。BAT(Basic Attention Token)のもともとのコンセプトにはじまり、BlockchainがどのようにWebユーザに活用されるべきかという観点でMetamaskとは違うアイデンティティに基づきBrave Walletの開発が進められています。
Metamaskではないクリプトウォレットについて興味がある方は、ぜひはじめてのBraveにご参加ください!
OSSプロジェクトとしてのBraveのあり方
BraveブラウザはOSSです。はじめはこれだけでワクワクしてしまいました。私は開発者ではないのでそんなに深く突っ込んだことを話すことはできませんが、Braveが使用しているフィルタリストはどのようなものか、なんかを見てみるとなんだか不思議と「あ、なんかいい勉強になった!」という気分になれます。
OSSプロダクトに興味があるかたは、ぜひはじめてのBraveにご参加ください!
TorとかIPFSとか
TorについてはロシアがTwitterへのアクセスを遮断したときに、IPFSについてはNFTが流行したときに、ふわっと関連ワードとして浮上した印象がありますが、Braveブラウザはこれらの技術にブラウザとして標準対応しているのです。
TorやIPFSについて知るとっかかりを掴みたい方は、ぜひはじめてのBraveにご参加ください!
Brave SearchとかBrave Talkとか
BraveのプロダクトはBraveブラウザだけではなく、検索エンジンのBrave SearchやオンラインWeb会議ツールのBrave Talkなどもあります。そもそもの勉強会自体をBrave Talkで開催するので、ZoomやMeet以外のWeb会議ツールに触れてみるいい機会です!
ちなみにエイプリルフールにはこんなプロダクトの発表もありました。
「ブラウザだけつくってればいいものを、なんでこんなにあれやこれやをつくってるの?」と不思議に感じる方は、ぜひはじめてのBraveにご参加ください!
最後に
Braveに関して気軽に会話ができるコミュニティができてもいいよなーというのは常々感じています。エンジニア視点でそのようなコミュニティがあってもいいし、ユーザコミュニティがあってもいいし。そういうものにつながるような勉強会になるといいなと考えています。
2022/4/6、お暇な方も忙しい方も、ぜひはじめてのBraveにご参加ください!
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