Ruby未経験者のRuby Silver受験記
この記事は、SmartHR Advent Calendar 2023(シリーズ2)の17日目の投稿です。
はじめに
Ruby技術者認定試験Silver(以下「Ruby Silver」という)に関する記事はたくさんありますが、私が受験するまでのプロセスを備忘録としてまとめたいと思います。
記事執筆時点ではまだ受験前であり、試験結果については後日報告する予定です。
受験経緯
私はRuby未経験で、プロダクトでRubyを採用している弊社に入社しました。入社して数ヶ月が経ち、体系的なRubyの知識の向上と自身の力試しのため、Ruby Silverを受験することにしました。
ちなみに、試験勉強を始める前には、かんたんRubyを参考にしていました。
勉強方法
合格体験記の活用
合格体験記を熟読し、他の受験者の知恵を借りることに重点を置きました。問題の傾向や学習方法が参考になるため、おすすめです。勉強時間については、個人のスキルに差が出る部分だと考え、あくまで参考にする程度に留めました。
使用した教材
主に以下の教材を使用しました。
Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書
合格教本自体はRuby2.1ですが、試験ではRuby3.1.xのバージョンになるため、挙動の差を把握する必要があります。
基礎力確認問題と模擬試験は、実際の試験で出る可能性が高いため、満点を取れるまで解きました。
GitHubの模擬問題
合格教本よりは難易度が高くない問題が多い印象です。
こちらも合格体験記を読んでいると、満点を目指しておくほうが良さそうだと感じました。
REx - Ruby Examination
無料で利用できる問題集サイトで、GitHubアカウントとの連携が必要です。手軽に利用でき、電車の中や隙間時間を有効に使いながら学習しました。
学習プロセス
学習の進め方としては、以下の流れを繰り返していました。
- 問題を解く(合格教本/模擬問題/REx)
- 間違えた箇所を理解するまで復習する
- 80~90%くらいの正解率が取れるまで1,2を繰り返す
間違えた問題は、irbで実行して動作を確認していました。実際の試験では75/100点が合格ラインなので、模擬問題は80%〜90%の正解率を目指して学習していく必要がありました。
利用したツール
Notion
学習の進捗を記録し、視覚的に確認することで、学習の成果を実感しやすくしました。また、カウントダウンのウィジェットを利用して、試験までの期限を意識的に管理しました。
paizaオンライン実行環境
電車の中など、Rubyの実行環境が手元にない場合に利用していました。こちらも無料で利用できます。
気を付けたこと
試験の予約は早めに行ったほうが、期限を考慮して学習を進めることができると感じました。Ruby Silverは、CTB(Computer Based Testing)試験なので、いつでも予約できる気持ちでいると試験日を先延ばしにしてしまう可能性があります。早めに受験日を決めることをお勧めします。
あとは当たり前ですが、業務で理解できない部分があれば、すぐに調べて理解するようにしていました。
おわりに
試験は少し先になりますが、実務に直結するかは体感的には難しいと感じています。
ただ、この試験勉強を通じて体系的な知識を身につけることはとても有益であると考えています。
残りの日数、試験に向けて頑張りたいと思います!
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