【Google広告認定資格の勉強メモ】自動入札と戦略
Google広告の自動入札
なぜ入札の「自動化」が必要なのか?
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パフォーマンス
効率的な入札で → 機会喪失を防ぐ事が必要
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オークション
動的なオークションに対応するには手動では困難
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複雑なユーザ行動
多様なオンライン行動シグナル × 場所、時間、デバイスなど
→ これらを考慮した入札を行うには自動化が必要
メリット
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機械学習
アルゴリズムによるオークションごとに適切な入札単価を設定
→ 高い精度で効率的にパフォーマンス目標を達成可能
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時間の短縮
ユーザ購入意向の把握や分析などのマーケティングリソースにかかる負荷を軽減
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オークションごとの入札
入札アルゴリズムでは
- オークションごとに関連するシグナルを使用
- ユーザー固有のコンテキストに合わせて
- CVに至る可能性
にあわせて入札単価が調整される
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豊富なシグナルとクロス分析
さまざまなシグナルを使用してユーザーの購入意向を評価
新旧シグナルの相互作用を認識した調整
自動入札の戦略
決め方
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目標
マーケティング目標はなにか?を明確にする
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重点を置くポイント
- クリック数
- 表示頻度
- コンバージョン
などから選定
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ネットワーク
どのネットワークをターゲットとするか
「認知度」を重視
目標
- 特定の検索クエリに対して表示されるようにしたい
- ページの特定位置に表示されるようにしたい
重点を置くポイント
- 表示頻度
候補となる入札戦略名
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「目標インプレッション シェア」
指定した検索結果ページ内の位置(ページ上部、ページ最上部、何処でも)
に応じたインプレッションシェアのしきい値を満たしているか?で調整される
事例)
- ブランド自体やブランド施策の認知度を向上させたい
「比較検討」を重視
目標
- 費用の範囲で最大のクリック数を獲得したいケース
重点を置くポイント
- クリック数
候補となる入札戦略名
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「クリック数の最大化」
目標予算の範囲内で最大限のクリックを獲得出来る様に入札単価が調整される
事例)
- クリックの促進を主な目標とする予算制限のあるキャンペーン
- クリック数を増加させたい
- 追加予算が使用できるときにトラフィックを最大化したい
- CVのアシスト価値が高い目標到達プロセスの上流のキーワード
「コンバージョン」を重視
目標
- クリック後のアクションをトラッキングしたい
- コンバージョンの価値を同等に評価したい
- コンバージョン数の最大化を目指す
重点を置くポイント
- コンバージョン
候補となる入札戦略名
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「コンバージョン数の最大化」(スマート自動入札機能の一部)
予算内でコンバージョンを最大化
CPC、CPA、ROASの目標値を設定する必要は無し
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「目標コンバージョン単価(tCPA)」(スマート自動入札機能の一部)
- コンバージョン数を増やしながら
- 平均コンバージョン単価の目標を達成できるように
入札単価が自動調整
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「拡張クリック単価(eCPC)」(スマート自動入札機能の一部)
- 各クリックがCVにつながる可能性に基づき
- 手動設定された入札単価が
自動調整。
事例)
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コンバージョン数の最大化:
→ キャンペーンのCV数を最大化したい
→ 予算を固定したいが、明確なCV単価やROAS目標がない
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目標コンバージョン単価(tCPA):
→ 見込み顧客の発掘したい
→ ECで注文額にかかわらずCV数を最大化したい
(注: 目標コンバージョン単価を使用するディスプレイ キャンペーンでは、CVに対するお支払いを選択可)
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拡張クリック単価(eCPC):
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検索広告
元になる入札価格を手動または3rdPartyの入札ツールで設定し、リアルタイムでの最適化も行いたい
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ディスプレイ広告
コンバージョントラッキングを行っていない(スマートディスプレイの拡張クリック単価は例外で可能。本来コンバージョン重視の入札戦略を適切に機能させるには、コンバージョンをトラッキングする必要がある。)
3rdPartyの入札システムを使用している
手動で入札価格を設定して、リアルタイムでの最適化も行いたい
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「収益」を重視
目標
- 目標広告費用対効果を最大化したい
(当然、収益やCVをトラッキングしている必要がある)
重点を置くポイント
- 収益
候補となる入札戦略名
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「目標広告費用対効果(目標ROAS)」(スマート自動入札機能の一部)
設定した目標広告費用対効果(ROAS)で、CVが最大になるように自動調整
事例)
- ROASの範囲内で最大の収益を得たい