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「Google Data Studio(データポータル)」の計算フィールドを使って日付をJSTで表示する

2021/10/27に公開

概要

元データの日時が

  • UTC表記

だけど、Google Data Studioのレポートでは

  • JSTで表示したい

というケースでの対応Tips

対応方法

Google Data Studioの「計算フィールド」機能を使用して

元データ側の日時フィールドに、+9時間した日時のフィールドを新規作成

そのフィールドをレポート側で使用することで対応する。

「計算フィールド」とは

計算フィールドを使用すると、データをもとに新しい指標やディメンションを作成できます。データソースから流入するデータを拡張および変換して、結果をレポートに表示することが可能
計算フィールドについて

ちなみにここで使用できる関数一覧はこちら
https://support.google.com/datastudio/topic/7019880?hl=ja&ref_topic=7570421

使い方

  1. 元データとなるフィールドの日付項目をクリック

  2. 「フィールドを作成」をクリックすると、作成フォームが表示

  3. 計算式の入力欄に関数を記述していく

プラス9時間してJSTに変更する

使用する関数は

  • DATETIME_ADD

    指定した時間間隔を日付に加算
    DATETIME_ADD

元データフィールドに9時間を加算した日付を返す

DATETIME_ADD(aggregationDate,INTERVAL 9 HOUR)

aggregated_date の箇所は元データ側フィールド名を指定

その他の日付処理関数一覧はこちら
https://support.google.com/datastudio/topic/7583292

関数入力後は、「適用」ボタンをクリックして完了。

作成したフィールドを使用できる。

なお、関数適用時に

「タイプ」を「テキスト」等から「日時」に変更出来ない場合もあったが

そのまま適用してしまってもその後自動で、日時タイプとして認識された。(バグ?)

Afterword

このサービスの正式名称

「Google Data Studio」

なのか

「データポータル」

なのか。人によってまちまちだったりする。
(URLや英語では、DataStudioなので、DataStudioが正しい?🤔)

Discussion