AWS CLF(クラウドプラクティショナー)に最速で合格する学習法・合格体験記

2024/09/10に公開

AWS CLF(クラウドプラクティショナー)に合格しました。
今回は、
・AWS CLFに短期間で受かるための学習法
について書いていきたいと思います。

オンラインで受験したのですが、
その際の注意点については別の記事にして出したいと思います。

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

筆者のスペック

・1年目の新卒SE
・AWSは入門書2冊を1年以上前にやったことがある程度。雰囲気しか理解してない。
・英語のドキュメントをいちいち翻訳せずともある程度さらさら読める。
・プログラミングはPHP, JavaScript, TypeScript, Python, Laravel, Next.js, Reactをマジで少しだけ書けます。

試験結果


合格ラインが700点以上なので思ったよりぎりぎりでした。

受験を終えての感想

「思ったより覚えることが多くて最初はしんどいけど、しっかり問題演習をこなせば短期間での合格も目指せるな」といった具合です。似たようなサービスの違いを理解したり、あるユースケースで最適なAWSのサービスや機能はどれかを聞いてくる設問が多かったので、知識をつけるためにインプット偏重になってしまうとなかなか理解が進まないと思います。知識があるだけでは解けない問題が多いのでさっさと問題を解いて雰囲気をつかんで、問題を解きながら理解を進めたほうが圧倒的に効率がいいと思います。

学習期間

約2週間です。
とはいえ仕事で疲れてだるくて勉強してない日もあるので、頑張れば10日前後で受かるよと思っていただければ大丈夫です。
最初は1週間で合格を目指していましたが、
思ったより覚えることが多かったりサービス間の違いを覚えるのに苦労しました。

使用した教材

AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版
【CLF-C02対応】AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集+詳解 【2024年版最新】
aws-exam

個人的にはaws-examが非常に良かったです。

udemyの教材のほうは模試なので問題をすべて解き終えないと答えが見れないのですが、
aws-examは1問解くごとに答えを確認できますし、
サービスごとに集中的に学習したりできますので、
隙間時間を使って学習したり苦手分野をつぶすのにとても便利です。
1か月分のサブスクリプション料金が900円ですし課金をお勧めします。

また、udemyの模擬試験問題は6回分すべてやりきらなくてもよいと思います。
5, 6あたりは解かずに残しておいて
試験の2日前とかに力試し的に解いてみるのが良いと思います。

問題集と本番の問題との差異

結論、たいして難易度や問題文の内容に違いはありません。

問題集や模試で最低8割以上を安定して取れるようになるまで何回も解きなおせば本番も順当に受かるでしょう。

ただ他のいろんな記事でも書かれている通り、
問題文の日本語が独特だったり、聞いたことないサービスについて出題されたりします。

ですがそれとは逆にaws-examやudemyの問題集で見たような問題も数問出題されました。
ですので日本語がおかしい問題はわからなくても気にせず、聞いたことないサービス名が選択肢にあっても惑わされないようにしましょう。

正解の選択肢を見つけられなくても、間違いの選択肢をすべて見つけられれば問題自体は解けます。
解ける問題を落とさないようにすれば十分だと思います。

具体的な勉強法と手順

効率的に得点を稼ぐ力を身に着けるための方針として
問題演習を多く行ってアウトプットをとにかく増やすことを意識しましょう。

また、サービスの中身を細かくノートなどにまとめる必要はありません
1か月程度じっくり時間を使って学習したいならそれでもかまわないと思いますが、
1 ~ 2週間で手っ取り早く受かりたいならノートにまとめても覚えきる時間が足りないです。

そしてハンズオンなどもやりません。
理由はこれも試験合格には不必要だからですね。
かといって試験を合格しただけではサービスなどを扱えるようにはならないので別途やる必要はあると思いますが。

試験に受かるうえではとにかく問題を解く中で試験形式に慣れて出題内容を覚えていければそれで十分です。

次に学習の手順です。

①参考書を素早く読み切る
②模試を解く → 解説を読んで復習
③②で解いた問題をその場で解きなおす。
④苦手分野をつぶす → ②に戻る
この順で進めるのが効率が良いかなと思います。

①については、
AWS CLFで問われるサービスやAWSのコンセプトの雰囲気をつかむために、
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版を可能の限り素早く読み切ってください。
1日以内に読み切るのが望ましいです。
このとき、すべて理解しようとせずわからなくてもさっさと次のページに進んでください。
ここでの目的は雰囲気をつかむことです。
教科書をひたすら読み込んでも問題は解けるようにならないので、このフェーズは最速で終わらせてください。

②では、
【CLF-C02対応】AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集+詳解 【2024年版最新】
の1回目を解きます。
教科書を1周しただけでは解けないのは当たり前なので点数は気にしないでください。
ここでの目的は、試験の形式がこんな感じなんだなあと把握しておくことです。

模試を解くと、似たようなサービスの違い・AWS CAFやwell architected frameworkの考え方・料金体系・サービスの機能を問うてくる問題が多いなというのが何となくわかると思います。

これを把握した状態と把握してない状態では、
そのあとに問題演習を重ねていくうえで理解度だったり、
問題演習を積む分野の優先順位のつけやすさに差が出てくると思います。

問題を解いたら復習はある程度しっかり行ってください。
ある程度というのは、徹底的に解説を隅から隅まで読むのではなく、ざっくりこんな感じなんだなあぐらいです。

③では、
②で解いて復習した問題をもう一度解きます。
1回目に解いて復習した内容を頭に刷り込みましょう。
答えを覚えちゃうかもしれませんが問題ありません。
大事なのは、なんでその選択肢が正解で他の選択肢が間違いなのかがわかっていることです。
それがわかっていれば答えを覚えてしまっても特に問題はないと思います。

④では、
③で間違えた問題や、②で復習したけど今いちよくわからんなこれという問題をつぶしていきます。
aws-examではサービスや分野ごとに問題を絞り込んで解けるのでそれをひたすら解きましょう。

一通り復習し終えたなと思ったら
②に戻って次の模試を解く、③、④と進めればよいです。
これをひたすら繰り返しましょう。

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