Open9

Windows11 ディスクアクセスを抑える

ピン留めされたアイテム
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Windows10 にあたりからディスクアクセスによって動作に支障をきたすことが多かったので、ディスクアクセスを抑える設定を色々模索してみる。
メモリが少し心許ないのが要因の一つとは思うが、メモリ使用率だけを見ると余裕がある状況もしばしばある。
Windowsの特有の問題か、何か自分の環境特有の問題かわからない。

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Firefoxのディスクキャッシュをオフにする。
作業しているときには、ほぼブラウザが立ち上がっているので影響は大きい。

  1. アドレスバーに about:config を入力する
  2. 検索バーに browser.cache.disk.enable を入力する
  3. その値を false にする
  4. Firefoxを再起動する
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復元ポイントを無効にする。
タスクマネージャーとリソースモニターで監視しているとSystem Volume Informationにアクセスしている事が多かった。

個人的には、復元ポイントをうまく扱えたことがなかったので無効にしても支障がない。
バックアップは別途実行している。

システムの保護 -> 構成

  • システムの保護を無効にする
  • このドライブのすべての復元ポイントを削除します。-> 削除
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Diagnostic Policy Service関連を無効にする。
これもしばしばディスクアクセスを行っていたので無効化してみる。

  • Diagnostic Policy Service
    自動 -> 無効

  • Diagnostic Service Host
    手動 -> 無効

  • Diagnostic System Host
    手動 -> 無効

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データ使用状況(DusmSvc)を停止する。
詳しい経緯を記録していなかったが停止した。
ログを取るので定期的にディスクアクセスを引き起こしていたのだと思う。

  • データ使用状況
    自動 -> 手動
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候補
Windows Font Cache Serviceもしばしばディスクアクセスを引き起こす。
ただし、これを無効にしたらアプリの立ち上がりなど動作が鈍くなったと感じたので停止していない。

  • Windows Font Cache Service
    自動
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システムのメインストレージは、HDD。
ST2000DM008 SMR方式
メインもサブもWindows10にしたあたりでHDDをSeagateのHDDにしたのでもしかしたらHDDのハードウェアとしての性能が原因なのか。

書き込みが2重に行われているような印象を受けていた。
例えば、Pythonによる書き込み後、Systemプロセスによる書き込みが起こるような感じ。
SMRのメディアキャッシュの仕組みが原因か。
そもそもそんなものなのか。

やはり、このご時勢SSDにしないといけないのだろう。
ちょっと予算が足りなかったんだ。(ヽ´ω`)

SSDにしたらフサフサになるぐらい速くなった

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デバイスマネージャー->ディスクドライブ
ST2000DM008-2FR102 ディスクキャッシュ オン

ディスクキャッシュ オンでのスコア

------------------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 8.0.4 x64 (C) 2007-2021 hiyohiyo
                                  Crystal Dew World: https://crystalmark.info/
------------------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

[Read]
  SEQ    1MiB (Q=  8, T= 1):   205.406 MB/s [    195.9 IOPS] < 40648.17 us>
  SEQ    1MiB (Q=  1, T= 1):   200.482 MB/s [    191.2 IOPS] <  5225.16 us>
  RND    4KiB (Q= 32, T= 1):     1.614 MB/s [    394.0 IOPS] < 79733.54 us>
  RND    4KiB (Q=  1, T= 1):     0.717 MB/s [    175.0 IOPS] <  5692.23 us>

[Write]
  SEQ    1MiB (Q=  8, T= 1):   186.288 MB/s [    177.7 IOPS] < 44719.94 us>
  SEQ    1MiB (Q=  1, T= 1):   190.908 MB/s [    182.1 IOPS] <  5488.84 us>
  RND    4KiB (Q= 32, T= 1):     1.012 MB/s [    247.1 IOPS] <127824.69 us>
  RND    4KiB (Q=  1, T= 1):     0.778 MB/s [    189.9 IOPS] <  4853.54 us>

Profile: Default
   Test: 1 GiB (x5) [C: 32% (585/1845GiB)]
   Mode: [Admin]
   Time: Measure 5 sec / Interval 5 sec 
   Date: 2022/04/09 5:55:31
     OS: Windows 11 Professional [10.0 Build 22000] (x64)

ディスクキャッシュ オフでのスコア

速度低下が凄い。
キャッシュが死ぬとここまで性能が低下するようだ。
オフにしても良いことはなさそう。

[Read]
  SEQ    1MiB (Q=  8, T= 1):   190.321 MB/s [    181.5 IOPS] < 43293.96 us>
  SEQ    1MiB (Q=  1, T= 1):   194.564 MB/s [    185.6 IOPS] <  5382.37 us>
  RND    4KiB (Q= 32, T= 1):     1.508 MB/s [    368.2 IOPS] < 85112.38 us>
  RND    4KiB (Q=  1, T= 1):     0.721 MB/s [    176.0 IOPS] <  5664.04 us>

[Write]
  SEQ    1MiB (Q=  8, T= 1):    54.818 MB/s [     52.3 IOPS] <150000.16 us>
  SEQ    1MiB (Q=  1, T= 1):    26.391 MB/s [     25.2 IOPS] < 39629.41 us>
  RND    4KiB (Q= 32, T= 1):     1.019 MB/s [    248.8 IOPS] <125138.26 us>
  RND    4KiB (Q=  1, T= 1):     0.219 MB/s [     53.5 IOPS] < 18537.83 us>
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タスクスケジューラ
\Microsoft\Windows\Application Experience
Microsoft Compatibility Appraiser 有効 -> 無効