📱ネイティブ初心者がXcodeでipaファイルを作成してみる
イントロダクション
普段はNext.jsの開発がメインのWeb開発を行っています。案件の都合でApple Connectに直接アップロードするのではなく、ipaファイルを作成して提出する必要があったので覚え書きしておきます。
ネイティブアプリ難しいよ、、、
環境
- Xcode Version 16.4
- Objective-C
- Storyboard
制約
- 「Automatically manage signing」有効
Automatically manage signing ってなに??
以下翻訳
アカウントホルダー、管理者、またはアプリマネージャーは、Xcodeの自動署名コントロールにアクセスして、開発者ロールに制限を設定することで、新しいアプリIDやテストデバイスの登録、既存のアプリIDの変更を防止できます。これらのオプションにより、大規模な組織はXcodeの自動署名を使用する際に、テストデバイススロットとアプリIDをより効果的に管理できます。
もう少し調べたところ
「iOSアプリ開発における証明書やプロビジョニングプロファイルの管理をXcodeが自動的に行ってくれる」 機能だそうです。
アプリのアップロード時にはWeb系の開発にはあまり馴染みのない、証明書(Certifications)やプロビジョニングプロファイル(Profiles)などが登場してくるのですが、この機能をONにすることで自動で管理してくれるようです。神機能✨️
エクスポート手順
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Build Settings / Signingの設定を変更
今回は Apple Destribution に
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Signing & Capabilitiesの設定
- Automatically manage signingをON
- TeamとBundle Identifireを適宜設定
Signing Certificateでエラーが出なければOK
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Product / Archive押下
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Distribute App押下
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Custom ▶ App Store Connect ▶ Export押下
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特に希望がなければそのまま続行
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Automatically manage signing選択
エクスポート完了✨️
コケたところ
Cloud signing permission error
シンプルに権限が足りません。
App Store Connectのユーザーとアクセスより 「クラウド管理配布証明書へのアクセス」 が付与されているか確認しましょう。Adminに付与してもらってください。
ちなみに「クラウド管理配布証明書へのアクセス」を付与してもらったところ残りの2つのエラーも同時に解決しました✌️
まとめ
プラットフォームが絡んでくると大変ですね、、、すごく勉強になりました。
外部のつよつよIOSエンジニアさんの力を借りてなんとかipaファイルの作成ができてホッとしています。
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