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Dockerを使ってLinuxの環境を構築してみました
はじめに
こんにちは!ご訪問いただきありがとうございます!
Dockerを使った環境構築シリーズ第2弾です!
今回は、Linuxへの理解を深めるため、Dockerを使ってUbuntu22.04
(LTSの最新バージョン)の環境を構築しました。
本記事では、具体的な手順を追って、どのように環境を構築したのかを紹介します。
Dockerを使っての環境構築に関心をお持ちで、情報が足りず困っているという方のヒントになれば嬉しいです。
作業用ディレクトリの作成
まずは、任意の階層に作業用ディレクトリを作成します。
bash
mkdir linux-study
ls
cd linux-study
- mkdir linux-study
作業用ディレクトリ(linux-study)を作成 - ls
ファイルが作成されているかディレクトリの中身を確認 - cd linux-study
作業用ディレクトリ(linux-study)に移動
必要なファイルの準備
環境構築にあたり必要なファイルを準備します。
bash
touch Dockerfile docker-compose.yml
ls
code .
- touch Dockerfile docker-compose.yml
各ファイルをまとめて作成 - ls
ファイルが作成されているかディレクトリの中身を確認 - code .
VSCodeを開く(設定していない方はいつも通りの手順で開いてください)
Dockerfileの作成
Dockerfileを作成します。
Dockerfile
FROM ubuntu:22.04
RUN yes | unminimize
RUN apt-get update && \
apt-get install -y locales vim tmux less
RUN DEBIAN_FRONTEND=noninteractive apt-get install -y tzdata
RUN locale-gen ja_JP.UTF-8
ENV LANG=ja_JP.UTF-8
ENV TZ=Asia/Tokyo
WORKDIR /linux-study
- FROM ubuntu:22.04
Ubuntu LTS版の最新バージョンを指定 - yes | unminimize
Ubuntuの機能を全て使うための記述(通常は最小限のパッケージで構成されます!) - apt-get update
パッケージリストを更新し、より新しいバージョンのパッケージをインストールするための記述 - apt-get install -y locales vim tmux less
必要なパッケージをインストール(今回はvim
tmux
less
をインストールします!) - RUN DEBIAN_FRONTEND=noninteractive apt-get install -y tzdata
非対話型でtzdataパッケージ(タイムゾーンに関連する情報を提供してます!)をインストール - RUN locale-gen ja_JP.UTF-8
Ubuntuを日本語化 - ENV LANG=ja_JP.UTF-8
環境変数LANGを設定 - ENV TZ=Asia/Tokyo
環境変数TZ(タイムゾーン)を設定
docker-compose.ymlの作成
docker-compose.ymlを作成します。
docker-compose.yml
version: '3.7'
services:
app:
build: .
tty: true
volumes:
- .:/linux-study
- version: '3.7'
Docker Composeのバージョンを指定 - services:
セクション名 - app:
サービスの名前を設定 - build: .
ビルドするDockerfileのPathを指定 - tty: true
コンテナの起動時にttyを有効化する設定 - volumes:
- .:/linux-study
ホストマシンとコンテナでファイルを共有する設定(同期みたいなイメージ!)
コンテナの構築・起動
ターミナルに戻り、docker-compose.ymlファイルがあるディレクトリで下記のコマンドを入力し、コンテナをバックグラウンドで構築・起動します。(最初は結構時間がかかるかもしれません!)
bash
docker compose up -d
コンテナに入る
コンテナの構築・起動が完了したら、下記のコマンドを入力しコンテナに入ります。
bash
docker compose exec app bash
構築した環境を確認
下記のように、指定したディレクトリ名が行末に表示されていたら、Ubuntu22.04
の環境の構築は完了です。
bash
root@xxxxxxxx:/linux-study#
コンテナの停止・削除・破棄
コンテナから出て、削除・破棄をします。
bash
exit
docker compose down
- exit
コンテナから出る - docker compose down
コンテナを停止・削除・破棄する
終わりに...
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
Dockerを使用することでローカルマシーンをクリーンに保ちつつ、最適なLinux環境を手間なく構築することができます。
ぜひ、Dockerでの環境構築に困った時は、またこの記事まで戻ってきてください。
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