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鹿屋ワーケーションサミット に参加してみたら ワーケーションの概念がガラリと変わったお話

2024/02/12に公開

2/10 〜2/12 までの3日間、九州の大隅半島にある、鹿児島県鹿屋市に滞在していました。
鹿屋市さんが主催し、株式会社ウフルさんが運営される

おじゃったもんせ鹿屋ワーケーションサミットに参加してきたのです。

イベント期間中はめちゃくちゃ楽しすぎたので、地元の新聞から取材を受けるほどポストしまくったので、 #鹿屋ワーケーションサミット のハッシュタグで検索してみてください。
※飯テロ成分を多く含むポストが表示されますので、空腹の方、満腹の方、食事制限中の方はご注意ください。

フィールドワーク

鹿屋ワーケーションサミットでは、鹿屋市のいくつかのスポットを巡らせて頂く、フィールドワークが初日に行われました。

行った場所は以下のとおりです。

鹿屋市の魅力を知ってもらうために選ばれた4つの施設をご紹介頂き、実際に訪れさせていただきました。それぞれ素晴らしい施設で、学びも大変多かったです。
ただ、参加していく中で、これまで思っていたワーケーションのイメージにいくつかの違和感を感じました。

ワーケーションと観光の違い

上記の施設は、観光でも当然行く場所です。
ただ、ワーケーションと観光という2つの観点でその場所を訪れた場合、以下の違いがあるのではと思いました。
※あくまで個人的な感想であって、多分自分しか当てはまらないと思います笑

施設 観光 ワーケーション
鹿屋航空基地資料館 戦争の悲惨さ
平和の尊さ
展示物の鑑賞
チームビルディング
責任とはなにか
役割とはなにか
ユクサおおすみ海の学校 アクティビティ
気軽にキャンプができる
眺めが良い
アイデアソンやハッカソンとしての利用
広報的な利用
仕事の場所
南州農場 くろぶたの丘 美味しいお肉!
畜産業の知識
ゴーカート
製造工程
自資本のみで運営するノウハウ
ビジネス展開
大海酒造 美味しい焼酎!
焼酎の作り方
焼酎の知識
ICT活用方法
業務プロセス

ワーケーションとはなにか

今回のワーケーションを通じて、私が思ったのは
もちろん気分転換の側面もあると思うのですが、ワーケーションを通じて、自分の仕事に「活かす」要素を収集するためのものでもあるのではないかと強く思いました。

普段行かない場所、その土地で出会った様々な要素
「雰囲気」、「地理」、「歴史」、「モノ」、「人」、「企業」などといった要素から、自分の仕事をより良くするためのものを自分から得るといった行動が、「ワーケーション」には求められるのではと思いました。

その集大成をアイデアソンに

翌日は、フィールドワークを経て得たものを用いて、グループ分けされ
「鹿屋市の地域一体となったワーケーションの誘致」 というテーマでのアイデアソンを行う事になりました。

チーム内では、鹿屋市の強み、弱み、ニーズをそれぞれ出してもらい、アイデアをまとめることから始めましたが、鹿屋市から来られたお二人から強く伝えて頂いた
「鹿屋市は臭い」
このキーワードに私はピンときました。

そうだ、「匂い」だ!

鹿屋市の様々な「匂い」を定義し、それを経験することで、様々なものを得て持ち帰る。
このプロセスこそが、ワーケーションとして必要なのだと思い、チームの発表内容の基礎を固め、協力してスライドを作り、発表しました。

それがこのスライドになります。

https://www.docswell.com/s/rinatamu/5W1QPD-2024-02-12-152139

ネタ的要素が強いので、あえて笑いが起きるような発表を前段させてもらい、その後チームの方にそれぞれの匂いをお伝えいただきました。
が、実はフィールドワークで感じたことをすべてこのスライドにぶつけてみました!

結果は2位を頂き、いろんな方から称賛頂きまして、とても嬉しい気持ちになりました。

どうせ行くならもっと欲張ってもいいじゃない

もちろん気分転換だけでも良いと思うのです。
ですが、せっかく行くのですから、より良いものを得る行動を起こして、仕事に活かしてみるというマインドを持って「ワーケーション」をしても良いんじゃないか。
そんなふうに思わせてもらえる、大変素敵なイベントでございました。

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