エンジニアのための、成長サイクルを作るXアカウント運用のススメ
はじめに
ビットキーのエンジニアリングマネジメント室で技術広報をしています、ひらったー (@khirata_com) です!
ビットキー Developer Advent Calendar 2024の1日目です!👏
ダイジェスト
この記事では、以下のようなことを綴っていきます!✍️
- エンジニアとしてSNSを活用したら、いいことがたくさんあったよ
- 周りの仲間たちからモチベーションを分けてもらえる
- 学ぶこと、人と交流することが楽しくなる
- etc.
- 立ち上げ方と運用の一例を紹介するよ
対象読者
対象読者は、以下のいずれかに当てはまる、もしくは近い方です!
- 駆け出しエンジニア
- 特に理由はないが、Xアカウントを運用していない中級以上のエンジニア
- 勉強し続けたい気持ちはあるが、なかなか続けられない方
- なんとなく同業の仲間がいないと感じている方
まだ駆け出しエンジニアだった頃の私に伝えるつもりでまとめてみます!
たとえごくわずかでも、誰かの背中を押すことができれば幸いです。
また、すでにXアカウントを運用されている方には、ご自分の考えとの共通点や相違点などを楽しんでもらうのが良いかもしれません ☺️
前提
この記事では、Xアカウントを運用する目的を エンジニアとして楽しく成長し続けること とします。
なお、すでにプライベートでXのアカウントを保有されている方も多いと思います。
そのアカウントを転用するか分けるかはご自身の自由です!
Xのアカウントを運用したら、どんないいことがあるの?
以前、エンジニアとして働いていた頃から、「Xのアカウント運用しててよかった!💪」と感じる瞬間は何度もありました。
では、どんないいことがあるのでしょうか?
私の経験上で特に嬉しかったポイントをかいつまんで紹介します。
有益な情報源
Xはエンジニアの情報収集ツールとして優秀だと考えます。
主な理由は以下の通りです。
- エンジニアの使うSNSとしてデファクトスタンダードである
そのため、情報の量が多く、他の方とも繋がりやすいです。 - 新鮮な情報を得られる
仲間ができることによる効果
先に情報収集としての側面を取り上げましたが、SNSは他者との繋がりを作るツールです。
他者との関わり抜きに語ることはできませんね。
そして、少なくとも私の場合は、その繋がりにたくさん助けられてきました!
モチベーションを分けてもらえる
私は自分ひとりで勉強を続けることはできませんでした。
ただ、SNSには成長し続けている仲間がいたので、私も彼らに触発され、学びを習慣化することができました 🎉
アウトプットを通して自分の考えを整理できる
新しいことを学ぶとき、インプットだけでなくアウトプットもすると、知識がより定着しやすいといわれています。
Xの軽量なポストはアウトプットの習慣化に向いており、学びの効果を促進するツールになるのではないでしょうか 👍
居心地の良い環境を作ることができる
Xでは、情報の入り口を "フォローしている人のみ" に絞ることができます。
それにより、自分の関心の高い情報や楽しめる情報などをより多く摂取することができます!
おすすめの始め方
さて、次は始め方の話題に移りましょう。
私のおすすめの流れや押さえたいポイントなどを紹介しますが、お好みに応じてアレンジしてみてくださいね 👍
プロフィールを設定しよう
アカウントを作って、プロフィールを設定してみましょう!
目的は、 フォローしてほしい人に「フォローしたい」と思ってもらうため です。
その判断材料として、ご自身のロールや関心のある技術などを自己紹介文に書いておきましょう 👍
どんな人をフォローする?
プロフィールを設定できたら、いろんな人をフォローしていきましょう!
この種のSNSでは、どんな人をフォローしているかが体験の良し悪しに直結すると感じます。
どんな人と繋がり、どんな人から情報を得るかはとても重要ですね。
では、どんな人をフォローするのが良いのでしょうか?
正解はないのですが、以下のような人たちが候補になると思います!
- よく登壇・発信をしている人
- 技術広報/DevRel
- エンジニアリング業界でのアルファツイッタラー的な人
- 本を書いている人
- 技術メディア
- 企業の公式Developerアカウントやテックブログなど
- 技術力が高いと感じている企業
- 自身が利用しているサービス
- 好きな言語・技術で有名な人
- エンジニアの 組織 にも興味があるなら…
- 企業のCTOやVPoEなど
こんな人たちを、プロフィールや直近のポスト/ハイライトなどを見て判断すると良いでしょう 👍
技術広報/DevRelの人をフォローしよう
ここは特に私が主張したいところなので、ピックアップしてお話しします!
(私や私の知人などを直接売り込むかのような内容になってしまいますが、この記事のテーマに沿っているため、考えをしっかり書くことにします)
技術広報/DevRelの人をぜひフォローしてみてください 👍
その理由は、 技術広報/DevRelの発信する情報は、エンジニアにとって質が高い傾向にある からです。
基本的に、技術広報/DevRelとよばれている人たちは、「エンジニアに認知してほしい」「ええやん!って思われたい」と思いながら発信をしています。笑
そのため、必然的にエンジニアにとって魅力的な情報源になりやすいのです。
どんな情報があるかというと、たとえば以下のようなものです 📝
- エンジニア向けのイベント告知
- テックブログの更新
- エンジニアの登壇
- その他エンジニア向けのコンテンツ
技術広報/DevRelは、成長し続けたいエンジニアに寄り添う (べき) 存在です。
どうせなら活用していきましょう 😉
迷ったらとりあえずフォロー!
🤔 うーん…この人、フォローしようかどうしようか…
って、よく悩みます。笑
ただ、迷ったらフォローしちゃいましょう!👍
後から「おもてたんと違う」と思ったら、そのときフォローを解除してしまえばいいのです!!!
タイムラインにたくさんの/多様な情報が載っているXのほうが楽しいですよ!☺️
どんどん "いいね" と "リポスト" をしよう
タイムラインやアカウントの情報を見るとき、積極的に "いいね" と "リポスト" をしていきましょう!💪
好みの情報をたくさん見て発信していると、自分好みの情報が寄ってくるようになります。
また、共感した方があなたのフォロワーになってくれるかもしれません!
また、特に刺さったポストについては、ただのリポストでなく引用で自分の言葉を追加することを推奨します。
あなたの人物像が他の方から見えやすくなり、フォローしてもらうきっかけになると思います。
これらは立ち上げのときだけでなく、常に継続していきましょう 👍
おすすめの運用
前のパートで、アカウントの立ち上げ方を紹介してきました。
ここからは、日々の運用をどうするかを考えていきましょう!
「楽しい」の範囲で活動しよう
継続するコツは、楽しむこと、努力しないことだと思います!
気楽にいきましょう ☺️
- フォロワーが増えなくても気にしないようにしましょう
- すぐに増えるとは限りません
- ちゃんと活動し続けていれば、自ずと増えていきます 👍
- 疲れたら休みましょう
発信と交流こそが肝要
さて、ここで序盤の話を思い出してみます。
この記事で目指していたことは、 エンジニアとして楽しく成長し続けること です。
なぜXによってそれが達成できるのかというと…
仲間ができることによってモチベーションを分けてもらえたり、アウトプットを通して学びを強く定着できたりするからでした。
Xを通してそれらを達成するには、 発信 と 交流 がとても大きな効果を発揮します。
ここからは、それを前提に読み進めてください!
ポストしてみよう
自分でポストするようになると、楽しみ方が一気に広がります!
というか私はすごく楽しくなりました!
ポストする内容は、基本的には何でもいいと思います。
もちろん公序良俗に則った範囲でですけどね!
何を発信すればいいかわからなければ、以下のようなものがおすすめです ✍️
本やブログなどでインプットしたこと
何かをがんばった報告
イベントに参加しよう
Xのアカウントを有効に活用するために、ぜひ エンジニア向けのイベントに参加しましょう 。
イベントとはオフラインのミートアップやオンラインのウェビナー、カンファレンスなどを指しています。
そういった機会で活用すると、エンジニアとしてのXアカウントがいよいよ真価を発揮します 😎
なぜなら、 新しい仲間が見つかるチャンスになる からです!
では、これらのイベントでのおすすめの立ち回りを見ながら、それを解説していきますね 📝
ハッシュタグ付きで学びや感想などをポストしよう
イベントに参加すると、よくハッシュタグ付きでポストしている人がいます。
私もそういうタイプで、セッションの要約や気づきなどをポストしていきます。
実況するような感じですね!
これをやっていると、周りの方から「熱心な参加者だ!」「要約助かる!」といった反応をもらいやすく、フォロワーになってくれることがあります。
フォロワーの数は気にしないスタンスがおすすめですが、増えるとやっぱり嬉しいものです 😂
オフラインイベントでは、積極的にアカウントを交換しよう
現地参加のイベントは、Xのフォロー・フォロワーを増やす最大のチャンスです!
まず、同じイベントに参加している時点で属性が近い人たちなので、 関心ごともその熱量も近い傾向にある はずです。
フォローしておいて損はないどころか、すごく仲の良い友人にもなれるかもしれません 👍
また、相手もフォローしてもらえると嬉しいはずなので、 フォローバックしてくれる確率がかなり高い です!
話して盛り上がった方には、ぜひ「Xやってますか?よかったらフォローさせてください!」的なことをいってみましょう 😉
そうして、好きなアカウントをどんどんフォローしていくと、 タイムラインが欲しい情報で溢れていく のです。
このワクワクする感覚、ぜひ味わってほしいです 😎
自分なりのスタイルを見つけよう
ここまで、私なりにおすすめの運用方法を解説してきました!
ただ、この記事で紹介したことは、あくまで一例として捉えてください。
あなたに合った楽しみ方があると思います。ぜひそれを探究して、最大限に楽しんでいきましょう!! 👏
結び
この記事を読んでくださった方、ありがとうございました ☺️
私はXアカウントの運用 (もっというと発信と交流) を始めてから、学びの習慣を継続できるようになりました。
「もしかしたら私と同じように、仲間がいることで成長できるタイプの方がいるかも?」
「そんな方たちにきっかけを与えられたらいいなあ」
といったことを思ってこの記事を書きました!
もちろん、ここで語ったことが運用の全てではありませんが、私の考える基本はほぼカバーできました!
もしも誰かの背中を押せたなら嬉しく思います。
最後に次回予告です!
明日の記事は、同じくエンジニアリングマネジメント室の @pauli_agile が投稿する予定です!🗓️
私も楽しみです ☺️
では、またXでお会いしましょう 👋 笑
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