webもAppもデバイスもQAできる楽しさを伝えたい!
はじめに
ビットキーではWEBアプリケーションとモバイルアプリケーションの開発だけでなく、デバイスの開発も行っています。
そのためQAはweb・App・デバイスを使用してのテストになります。
私は前職で家庭用ゲーム機のシステムしかテストを実施したことがなかったため、一気にテストする領域が増えたことにより戸惑っていました…。
しかし今では、その楽しさを見つけることができたためここで紹介をしていきたいと思います!
どういう人に読んで欲しいか
- QAのことをまだあまり知らない方
- QAでの転職を検討している方
- webのみやAppのみテストしている方
3つの領域が混ざる弊社にぜひ興味を持っていただけたらと思います!
読んでいただけたらどのような価値を提供できるか
- プロダクトを横断するQAの楽しさが分かります!
- プロダクトによるQAの違いを簡単にですが知ることができます!
現状の説明
まずは私がビットキーに入社してからの経歴をご紹介します!
現在のビットキーにはworkhub事業本部、homehub事業本部があります。入社時の私は、現在のhomehub事業本部にあたる部門のAppチームに配属されました。
Appチームでメインのテストは「Appを使ってデバイスを設置し、Appからデバイスの操作を行う」というものでした。
ここで初めてAppとデバイスの2つをテストすることを初めて経験します!
4ヶ月ほどAppチームで修行を行った後、homehub事業のwebチームに配属されました。現在もここで気ままに過ごしています🥹
webチームでメインのテストは「web上で空間を作成し、Appでデバイスをその空間に設置し、Appからデバイスの操作を行う」というものでした。ここでついに3つのプロダクトを横断してのテストを行うようになります…!
私が思うプロダクトが横断するテストの楽しそうなポイント!
- 自然とQAにおけるwebとAppとデバイスの知識が増えます!
- web:API実行、F12で開けるデベロッパーツール
- App:アドバタイズについて、QAにおけるiPhoneとAndroidの差異
- デバイス:FWアップデート方法、APIを使ったテスト実装と実行の方法
- 不具合遭遇時の自問自答時間が愉快です!
- 不具合遭遇時に明らかにwebの不具合だ!という時もあれば「webか…?Appか…?実はデバイス??」ということがあります。
- この時に、「この機能はwebから登録した際のデータに紐付くものなので、web側の不具合の可能性が高いぞ…!」などのように考えて不具合の切り分けをする時間が中々に楽しいものです!
- webとAppでStagingやProductionへの配信方法が異なり、それによりQA期間が違うことを知れます!
- webのテスト
- Stagingに修正が適用→リバートされない限り以前の挙動確認ができません
- 代わりにProductionで以前の挙動を確認します
- Production適用=市場に適用 なのでここでマージ漏れがあるとお客様に影響があります…!
- Stagingに修正が適用→リバートされない限り以前の挙動確認ができません
- Appのテスト
- 修正が入ったVersionのStaging環境用AppをTest Flight・Deploy Gateに配信します
- 細かくApp verが上がることがあります
- 最新verの1個前のverをStagingのみで確認することもできます
- 修正が入ったverのProduction環境用AppをTest Flight・Deploy Gateに配信します
- テスト環境のProductionに配信を行うため、この時点でお客様に影響はありません
- ProductionのテストがOKになれば、安心して市場にリリースをすることができます
- 修正が入ったVersionのStaging環境用AppをTest Flight・Deploy Gateに配信します
- webのテスト
- 机の上が程よくごちゃつきます🥺
- 個人的な感想です
- デバイスやスマホがゴロゴロ並んでいると、「テストしている…!」という気分になってとてもワクワクします!
それぞれの利点について
以下それぞれの利点があると思います。
<プロダクトが1つ>の利点
- QAしているプロダクトに特化した知識を獲得でき、専門性もその分深まります。
<プロダクトが複数>の利点
- QAしているプロダクトが多く領域が広い分、学べることが多く伸ばせる専門性も広いです。
どちらにも利点があるため個人の志向性にもよりますが、私はプロダクトが複数のほうが向いているなと思いました🙌
まとめ
私はビットキーで初めて3つのプロダクトが横断するQAをしてきましたが、日々新しいことを経験したり知ることが出来てとても楽しく毎日を過ごしております😎
各プロダクトの相互性を意識してテストしていくことで意外な発見があったりと、QAの奥深さに少し触れていけるかなと思います!
webもAppもデバイスも全然違うプロダクトなので、それらのQAをまとめて経験したことがあるというのは、自身の専門性を高めることができ市場価値向上にも繋げられます!
終わりに
本記事を通してQAそのものや3つもプロダクトがあるQAに少しでも興味を持っていただけましたら幸いです!
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