キーボード考

先日twitterに「エンジニアにキーボード何使っていると訊いたら、
1時間くらいはキーボードの話をしている」とか言うツィートを
見掛けたが、正直短く済ませようとしたらHHKBってだけで終わるだろうなと笑
まぁ、エンジニアでもないんだけど。
そんな感じでプロでもない自分が使っているのはprofessional2。
pro2の白と炭がまざったやつを使ってる。
本当は白の方が見やすいから白が欲しかったんだけど、
普通に買うと高いから、やっぱ見えなくて使いづらいとかで
中古市場に格安で流れた炭を買って、
白のキートップを別に購入して交換したからそうなってる。
という事でずっと炭のベースに白で使ってきたけど、
いくつか炭のキーに替えてもいいかなと。
で、斑になっている。まぁ、基本ブラインドタッチだから
全部炭でもいいんだけど、やっぱり慣れないキーとかはある。
特にctrlキー+αみたいに複合したキーを押す際に
ホームポジションからわずかにずれるからか打ち間違える事があるんで、
そこは確認したりする事がよくある。
それで自分なりに考えてこのキーは白がいいなとか、
炭でもいいなと考えていたりする訳だけど、
ふと思い立って自分のキーボードの癖というものを
過去のキーボードを眺めて徹底的に考えてみようと
ふと思い立った笑

まずはdellのキーボード。linuxを学び、初めて自分で買ったサーバーに
くっついてきたもの。黒の日本語キーボード。実はこれより古いキーボードも持ってたりする。
一番古いのは高校時代のもの。でも、正直自分所有のパソコンではない
上に、キーボードにシリコンカバーが掛けてあったり、
あまり自分もちゃんと使ったものでないので、そういうのは今回外した。
キーボードの何を調べるかというとずばりテカリ。
どのキーがテカっているのかでだいたいどんな操作しているのかが
見えてくるかな?と。
つるつるにテカってるもの(テカリ順)
enter space 左ctrl a s d k j f l (;+) bs t tab e r u i o n
少しやんわりテカりそうなもの(おまけ)
esc caps (- =) y 左alt 左shift p g h
漢字キー 右矢印キー 左矢印キーは判定が微妙。
キートップの文字が剥げているものは
t k n mの4つ
こんな感じか。()してあるのは日本語キーボードだから
一応1つのキーを表している。
標準で付いていた割にはよく手に馴染んでた気がする。
この頃は頑張って左ctrlキーも使っていたが、
途中でcapsと入れ替えした効果で、capsがテカりつつある感じか。
何もしなくてもただ指先を置くポジションである
asdfjkl;、また日本語の母音であるaiueoあたりはテカるのも
まぁ、わかる気はする。ただ、自分の場合初期にviを使ってた
影響がある程度あるかもしれないが、emacsの影響も見える。
特にtというのは自分の中でtab関連のprefixに指定してるので、
多分その影響だと思う。ただ、mはなぜそんなにすり減ったのかは
よくわからない。nとの打ち間違え?笑

次はHHKB Lite2 日本語キーのもの。
テカってるもの(テカリ順)
enter a bs f j u k s i (; +) o d space n e t l (- =) y 左ctrl tab
21キー。
キートップの印刷が剥げたものはゼロ。
こんな感じかな。

vortex coreの47keyのkeyboard、個人的には初のprogramable
keyboardだったので、それなりに面白いconceptだなと
思ってあれこれcustomizeして使ったりしてたが如何せん
自分には複雑過ぎたかな。すっかりお蔵入りになってる。
少し使う必要も出て来たので久しぶりに眺めてたら自作してみたい欲が出て来た。
自分の理想とするkeyboardを求めて
テカリという切り口ではイマイチ考えが行き詰まってしまってたので、
現在使っているHHKBのkeyの中であまり使わないkeyを上げていく事にする。
HHKBは英語配列なので60keyの物を使っている。
47keyではどこか不便さを感じてしまったが、60keyではそういう事もない。
まぁ、emacsで割り当てたいkeyが少ないというのはここでは別にして。
とりあえずHHKBを叩き台にして自分なりに感じている事やわがままを書いていきたい。
この中で別に無くてもいいなと思うものは
右command、右alt、右shift。
昔使ってた時期もあったけど、
cntlを左のAの横の位置にしてからは上記の物も左しか使わなくなった。
これを削除したら57key。
ついでにemacs keybindでescは左ctrl+[
deleteはctrl+d
backspaceはctrl+h
tabはctrl+i
enterはctrl+m
正直この中でctrl+mだけはあまり使ってないし、
手にそういう癖は付いてないが、慣れればenterより
楽な気はする。
tabと一緒になっているcapsについては、
左alt+左shiftで切り替えというのではどうかな?
IMEの切り替えとダブりそうだけど。alt+command か?
とりあえず課題として残す事にしてこれで53key。
しかし、deleteは~と‘が設定されているので削除出来ない。
vortex coreではescの位置にそれがあるので、そういうのも
いいかなと。ぶっちゃけpower keyはあったら突然電源落ちてしまう事も
あるので要らない。という事で54key。

次に数字keyの問題。
これに関しては現在横並びになっているが、
果たしてそれは使い易いか?
使えない事はないけど
結局10keyを右側に付けているkeyboardを見てると、
電卓の様な配列の方が使い易い様に思う。
という事でvortex core(以下vc)の様に思い切って
最上段の数字keyを一旦全部削除して
代わりにcal keyが必要に思う。
vcではfn1という名前になってるが、
それを押しながらだとしんどいし、
fn keyと混同し易い。
通常のnum keyの様に一度押せばcalculate mode
に入る形が望ましい。
因みに電卓のhome positionは5。
keyboardのhome positionはfとj
10keyは右側にあるからjを活用すれば良いと思うが、
ここを5にするかというと4でいい気がする。
で、kが5、lが6。uioが789、
m,.が123。四則演算などに関しては電卓各社
まちまちの仕様なので個人的な独断で書くなら
lの右隣の,が+その右隣が-
shiftを追加すると+が*に変換され、-が/になるという感じ。
nが0、shift押しながらだと00。
pが.、[が(、]が)。、/が=。