エンジニア3年目の転職活動
概要
私はキャリアアップ・スキルアップを軸に 2021 年 8 月初旬~ 9 月下旬の約 2 ヶ月間、転職活動を行いました。
そのときの転職活動内容を今後のキャリアの振り返りやどなたかの参考になればと思い、残しておきます。
プロフィール(活動当時)
- 30 歳目前。
- 非 IT 業界および非エンジニア職からエンジニアに転向し、約 3 年(エンジニア歴 3 年)。
- 受託メインの会社にて主に Web アプリケーション開発業務等を担当。在籍期間は約 3 年。
- 転職活動は 2 回目。
使用した転職サイト・転職エージェント・転職口コミサイト
Green
メインの媒体として利用しました。主に「気になる」や「スカウト」を頂いた企業様に応募を行いました。
Wantedly
プロフィールを作成し、スカウト等はいただいていましたが、ほぼ利用はせず、応募も行いませんでした。
forkwell
プロフィール管理のために利用しました。転職サービスも使用し、スカウトを頂いた 1 社に返信を送りましたが、返信が無かったため、その後は利用しませんでした。
レバテックキャリア
転職支援サービスに申し込み、面談や求人紹介を行っていただきました。ただ、文字だけの求人要項で会社の雰囲気が見えづらかったのと、数打ってガンガン応募していく活動形態が肌には合わず、1 社だけの応募となりました。
しかし、エージェントさんには今後伸ばしていきたいスキルセットに関してのお話も具体的に聞いていただき、IT リテラシーに関しての壁を感じることが無かったので、その点は良かったと思います。
リクルートエージェント
転職支援サービスに申し込み、面談や求人紹介を行っていただきました。ただ、レバテックキャリアさん同様、文字だけの求人要項で会社の雰囲気が見えづらかったのと、数打ってガンガン応募していく活動形態が肌には合わず、4 社のみしか求人応募を行いませんでした(個人的にこのような形態の転職エージェントサービスは合わないのかもしれません...)。
リクルートエージェントさんもレバテックキャリアさん同様、エージェントさんには今後伸ばしていきたいスキルセットに関してのお話も具体的に聞いていただき、IT リテラシーの壁も感じることはありませんでした。
OpenWork
応募先の口コミを見るために活用しました。転職サービスには口コミを見るために登録しましたが、利用しませんでした。
準備
転職の軸・条件優先度づけ
転職活動に際して、自身が重要視している転職の軸と転職で達成したい条件の優先度づけをおこないました。
今回の転職活動はキャリアアップ・スキルアップを軸&高優先度とし、転職活動を行いました。
転職の軸固めと条件優先度づけを行っておくことで、応募企業選択と面接時の転職理由説明等をブレずに行うことができました。
これら作成方法についてはサラタメさんの動画が参考になりました。
職務経歴
職務経歴はエージェントさんに頂いたテンプレートを参考に作成しました。
業務で使用した内容や技術にプラスして、プライベートで作成したポートフォリオについても載せてました。
履歴書
以下のサイトを使用し、作成しました。
コーディングテスト勉強
一部企業ではコーディングテストがあったため、以下のサイトを使用し、勉強しました。
LeetCode
Difficulty
はEasy
をメインに、Acceptance
が高いものを選んで問いてました。
面談・面接
カジュアル面談
転職エージェント以外の媒体で応募した場合は基本的に最初はカジュアル面談から入りました。
カジュアル面談は選考に影響しないという企業様が多かったですが、カジュアル面談も選考に含むという企業様もありました。
私はカジュアル面談では開発環境やスキルセットを重視して聞いてました。
面接
面接回数は 1 企業あたり 2 ~ 4 回でした。
面接で聞かれたマスト質問と高頻出だった質問は以下です。
- 自己紹介
- 転職活動理由
- 職務経歴内容 + 業務で使用しているスキルセット
- 志望理由
上記の質問はどの業界にも関わらず、聞かれる質問かと思います。
エンジニア転職ならではの質問もあったので、それらについては後述したいと思います。
エンジニアならではの質問
技術や学習姿勢に関する質問
- 最近気になっている技術は?
- どのような技術を勉強しているか?
- (ポートフォリオがある場合は)どうしてその技術を使ったのか?
- 技術選定するにあたって重要視することは?
「最近気になっている技術は?」や「どのような技術を勉強しているか?」といった、新たな技術に対し、学習する姿勢を持っているか系の質問についてはどの企業様からも聞かれた質問でした。
今後もエンジニアとしてキャリアを伸ばしていくためにも、学習する姿勢は常に持ち続ける必要があると再確認することができました。
プロジェクト開発における協調に関する質問
- 他のメンバーのコードレビューをするに際して気をつけていることは?
- プロジェクトの他のメンバーと衝突した経験は?それに対してどう解決した?
- 非 IT なクライアントに技術的な話をする場合はどのように説明するか?
プロジェクト開発は規模に関わらず、他メンバーとコミュニケーションや協調性を持って進めていく必要があるため、このような質問はどの企業様からも聞かれました。
非エンジニア職種からエンジニア転向した理由に関する質問
- なぜエンジニア転向したのか?
非エンジニアからエンジニア転向を行い、なおかつ、エンジニア歴が短いためかどうかわかりませんが、この質問はカジュアル面談時を含め、多くの企業さんから聞かれました。
コーディング・Web テスト
コーディングテスト
「配列の中央値を出力するプログラムの作成」 的なテストが出ました。できたかどうかではなく、過程を重視するとは言われました。
難易度的には高くはないと思いますが、初コーディングテスト + オフラインで緊張感漂うコーディング環境 + 別テストも同時並行でうける内容だったため、緊張 + 時間配分ミスで頭が回っていなかったのを覚えています。
コーディングテスト対策も必要ですが、このような状況に打ち勝つためのマインドも持って望むことが大切だと実感させられました。
Web テスト
CAB方式の Web テストと性格テストを数社の企業で受けました。
テストの難易度は企業によって異なりました。
結果
- カジュアル面談 8 社
- エントリー 10 社
- 書類選考 12 社
- 面接 3 社
- 内定 2 社
まとめ
今回の転職活動は在職中の活動であったため、面談や面接の調整に苦労したり、面談や面接が続くことによる精神的疲労のため、折れそうになったり、投げやりな求人選定になる時期もありましたが、どうにか希望に即した企業さんから内定をいただくことができました。
最後に今回の転職活動にて学んだことを簡潔にまとめておきたいと思います。
- 転職の軸や転職で達成したい条件の優先度づけは早い段階で行っておく。
- エンジニアとして常に学びの姿勢は忘れず、スキルセットの更新を行っていくようにする。
- 転職活動に対する知見やマインドセットの取得には You Tube を活用する。
- 数打ち戦法は個人的には合わない。
- 転職するにしろしないにしろ、今までの業務の見直しや市場価値把握のために転職活動は有効な手段である。
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