📚
Power BIで他レポートのPower Queryのクエリを再利用したい
Power BIで他レポートのPower Queryのクエリを再利用したい
レポートファイルを作成していると過去作成したレポートのクエリ内容を流用したいときがしばしばある。
Power Queryのクエリを簡単にコピーする方法として下記2つの方法が考えられる。
コピーしたい粒度でどちらの方法を利用するか選ぶとよい。
-
クエリを丸ごとコピー
- 複数クエリをまとめてコピーできる。
-
詳細エディターよりクエリステップをコピー
- クエリの中でも必要なクエリステップを複数行まとめてコピーできる。
クエリを丸ごとコピーする
- 複数クエリをまとめてコピーできる。
- コピーしたクエリが参照するクエリも含めてコピーされる。
手順
-
コピー元のレポートファイルのPower Queryエディターを開く。
-
左ペインでクエリを選択してコピーする。
- 複数選択できる。
-
Ctrl + C
or右クリックのメニューでコピー
でコピーする。
-
コピー先のレポートファイルのPower Queryエディターを開く。
-
左ペインに貼り付ける。
-
Ctrl + V
or右クリックのメニューで貼り付け
で貼り付ける。
-
詳細エディターよりクエリステップをコピーする
- クエリの中でも必要なクエリステップを複数行まとめてコピーできる。
手順
-
コピー元のレポートファイルのPower Queryエディターを開く。
-
左ペインでクエリを選択して詳細エディターよりクエリのテキスト全体を表示する。
-
クエリのテキストの中から全体もしくは必要なクエリステップ箇所をコピーする。
-
コピー先のレポートファイルのPower Queryエディターを開く。
-
左ペインでクエリを選択して詳細エディターよりクエリのテキスト全体を表示する。
- 新規クエリとして追加する場合は、「新しいソース」から「空のクエリ」でクエリを作成してから実施する。
- コピーしたクエリを適切に貼り付ける。
- 必要なクエリステップのみをコピーした場合は、下記の観点などから修正する場合がある。
- どのクエリステップの間に挿入するか。
- 挿入前後のステップの参照が正しくなっているか。
- 修正例(下図)
- 最後に挿入しており、1つ前のステップに区切り文字
,
を追加する。 - 列名が異なっている(
列1
→列2
)ので列名を合わせる。 - 最後のステップ名が変更になる(
変更された型
→追加されたカスタム
)のでinステートメントのステップ名を変更する。
- 最後に挿入しており、1つ前のステップに区切り文字
- 必要なクエリステップのみをコピーした場合は、下記の観点などから修正する場合がある。
参考ページ
Discussion