エラー「OAuth2.0認証を使用する場合は、SSL(HTTPS)を使用する必要があります。」の解決方法

はじめに

Power BIサービスでデータセットやデータフローなどの設定ページでデータソースの資格情報を設定する際、認証方法を「OAuth2.0認証」に設定し、「サインイン」をクリックしたら、以下のようにエラーメッセージが出た場合の解決方法を説明する。
「OAuth2.0認証を使用する場合は、SSL(HTTPS)を使用する必要があります。」

ブラウザのポップアップ許可で解決

Power BIサービスでデータセットやデータフローなどの設定ページで、OAuth2.0認証方法でデータソースの資格情報を設定する際、「OAuth2.0認証を使用する場合は、SSL(HTTPS)を使用する必要があります。」というエラーが出た場合、アカウント情報入力用のポップアップウィンドウがブラウザにブロックされたのが原因である可能性が高い。その場合はポップアップ許可すると解決できる。

発生原因と解決手順

発生原因

OAuth2.0認証の場合、「サインイン」をクリックするとアカウント情報を入力するポップアップウィンドウが出てくる。
しかし、ブラウザの設定によってはポップアップウィンドウがブロックされることが発生する。その場合、下記のようにブラウザの上部で「ポップアップをブロックした」的な警告が出る。
ポップアップウィンドウがブロックされると認証を正常に設定できないため、「OAuth2.0認証を使用する場合は、SSL(HTTPS)を使用する必要があります。」とのエラーが発生した。

解決手順

以降はFirefoxを使う時で例を挙げるが、他のブラウザも基本的に同様である。

ブロックを解除する必要がある。
ブラウザの「ポップアップをブロックした」の警告の横の「設定」をクリックし、更に「このサイト(app.powerbi.com)によるポップアップを許可する」をクリックするとブロックが解除される。

解除されるとアカウント情報の入力ウィンドウが正常にポップアップするので、ログインが無事に完了したらデータソースの資格情報のエラーも解消される。