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Power BIの基本機能: クエリのマージ
大分類:データ加工
小分類:テーブル操作
位置:リボン - ホームタブ
ボタンの位置
本機能は以下の箇所からアクセスできる。
- リボン - ホームタブ から選択
機能の概要
指定した列をキーとし、クエリとクエリを結合(マージ)する (Excelでいうvlookupに近い挙動)
ボタンの説明
- クエリのマージ : 既存のクエリに指定したクエリをマージする
- 新規としてクエリをマージ : 既存のクエリに指定したクエリをマージしたものを、新規のクエリ(別なクエリ)として作成する
マージとは
- 1つ以上の列の一致する値に基づいて、2つの既存のテーブルが結合すること
- 必要な出力に応じて、異なるマージ(結合)の種類を使用できる
※画像引用
マージの種類
詳細はリンクを参照。 ここでは、よく使う左外部結合 と 内部結合について概要を記載
- 以下図のように、Left Table と Right Tableを結合するケースを考える
- ここでは、結合に使う列(Key列)は それぞれ CountryID と ID で結合する
→ それぞれの値が一致した場合に結合をする ※結合方法はマージの種類によって挙動が異なる
マージ処理における注意点
元データ量が多い場合は処理が重くなるため、更新時間が長くなる可能性がある。
以下で予防・確認することを推奨する。
-
事前に、結合に不要な列は削除しておく
- データ量が多い場合や、結合する列数が多い場合は、如実に処理時間が長くなる
- 結合後に削除する列がある場合や、使わない列がある場合は結合前に削除しておくことで処理時間を改善できる
-
Power BI での更新時間を確認する
- 簡単に確認する方法として、データを更新してみると良い
- 更新ボタンを押して、更新時間が長いようであれば処理を見直す
機能の詳細説明
以下のリンク先をご参考ください。
またMicrosoftの公式ドキュメントも合わせてご参考ください。
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