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【保存版】個人開発のアイデアを量産する思考法 | 7選

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はじめに

個人開発において、アイデアを出すことは非常に難しいです。
最近はAIの進化が目覚ましく、コードに落とし込むことは大部分助けられていますよね。
ただ、肝心な「アイデア」はなかなか思いつかないものです。
そこで今回は、アイデアを量産する思考法を紹介します。
主に以下の観点から⭐5段階で紹介します。

  • アイデア量産度
  • 再現性(実際に作る際の難易度)
  • 話題性(ユーザーの集まりやすさ)
  • 新規性

問題発見思考

問題発見型思考では、日常生活の中で不便だな、こんなのがあったらいいな、を具現化します。
評価はこちら

  • 量産度     ⭐⭐⭐⭐
  • 再現性     ⭐⭐
  • 話題性     ⭐
  • 新規性     ⭐⭐⭐

最も典型的な思考法だと思います。
例えば、毎朝天気によって服を選ぶのが面倒->天気に応じた服装提案
家計簿が面倒->レシートから自動分類
など。新規性はあれど、個人では実装が難しい部分が多いと思います。
自分とは違った環境で暮らしている人、自分とは違う趣味を持っている人などに何か日常で困っていることはないか聞いてみると、意外な発見があるかもしれません。

量産度を増やす方法として
GooglePlayStoreやAppStoreの⭐1~2のレビューを見ると良いかもしれません。
⭐1レビューは結構アイデアの宝庫です。
また、既存のアプリを自分で改善すればよいので再現性も高いです。

拡張思考

拡張思考では既存のアプリに掛け算をする手法です。

  • 量産度     ⭐⭐⭐
  • 再現性     ⭐
  • 話題性     ⭐⭐⭐⭐
  • 新規性     ⭐⭐⭐

最近ではほとんどのアプリにAIが掛け算されていますね。
全く別ジャンルのアプリ同士を掛け算すると、意外な発見が生まれたりするかもしれません。
ToDoにゲーム要素を加える, タイマーに写真共有->BeRealが生まれたり。
話題性が生まれると思います。ただ、機能が増えるため、実装は難しいかもしれません。

限定・特化思考

限定・特化思考では、特定の用途や対象者にターゲットを絞ります。

  • 量産度     ⭐⭐⭐
  • 再現性     ⭐⭐⭐⭐⭐
  • 話題性     ⭐
  • 新規性     ⭐⭐

例えば、一般的なタスクアプリではなく、料理レシピ特化型のタスクアプリ。音楽に特化したタスクアプリ。エンジニア向け○○など。
UIや機能を限定的にすることで、一部の人にとっては非常に心地よいアプリとなるかもしれません。
話題性はあまりないかもしれませんがミニマムな機能で開発できるため、再現性はありそうです。一部の人にずっと使ってもらえるようなアプリになるかもしれません。

省略・削減思考

省略・削減思考では既存のアプリから機能を排除します。

  • 量産度     ⭐⭐⭐
  • 再現性     ⭐⭐⭐⭐⭐
  • 話題性     ⭐⭐⭐⭐
  • 新規性     ⭐⭐

最近のアプリではたくさんの機能が追加されていますよね。しかし、ユーザーにとっては逆に不便だと感じる場合があったり、意外と特定の機能しか使っていなかったりします。
皆さんもこのアプリこんな機能あったんだってことありませんか?もしくはこのアプリのこの機能しか使わないななど。
例えば、twitterのコメント機能、リツイート機能を排除してしまうと、意外と平和なsnsになったり?
私たち個人開発では意外と1機能だけでリリースというのは有効な手法だそうです。とにかくコアな部分だけを作ってリリースが良いです。
少し思考法とは離れてしまいましたが、既存アプリの一機能だけをピックアップするというのはよい手法だと思います。

制約思考

制約思考では開発者側の都合で決めてしまえという思考法です。

  • 量産度     ⭐⭐⭐⭐⭐
  • 再現性     ⭐⭐⭐⭐⭐
  • 話題性     ⭐
  • 新規性     ⭐⭐

先ほどの話と似ているかもしれませんが、この手法ではあえて一週間でリリース。コード何行以内。予算0。タップ数3回以内とかにしてしまいます。そうしたら自然とできることは限られてくると思います。その制約の中でどう動くかを考えるため、新たなアイデアが思いつくかもしれません。
初代マリオブラザーズでは数々の制約があったからこそ、様々な工夫が凝らされ、結果として良いものに繋がったと言われています。

トレンド思考

トレンド思考ではとにかく話題性を高めることを目的にします。

  • 量産度     ⭐⭐
  • 再現性     ⭐⭐
  • 話題性     ⭐⭐⭐⭐⭐
  • 新規性     ⭐⭐⭐⭐

よくyoutubeshortなどで紹介される「○○がtwitterで話題」みたいなものを目指します。
そのためにはちょっと変わった制約やあえて使いにくい設計にすることでアイデアが生まれてきます。割と「興味本位でやってみた」が話題を生むことがありますよね。

模倣思考

模倣思考では既存のアプリをそっくりそのまま模倣します。

  • 量産度     ⭐⭐⭐⭐
  • 再現性     ⭐⭐⭐⭐
  • 話題性     ⭐
  • 新規性     ⭐⭐

ストアにある自分がいいなと思ったアプリをそっくりそのまま模倣することを目指してください。やっていくうちに、「あれここってこのほうがいいんじゃないかな」などと発見生まれると思います。結果として自分のアプリにそのUIや機能をのせてみたり、結果としてオリジナリティが生まれると思います。

おわりに

いかがでしたか?個人開発のアイデア出しのヒントになれば幸いです。
皆さんのアイデア、こんなのがあったらいいな。をぜひお聞かせください。

私は、Flutterを中心にアプリ開発っぽいことをやっています。興味があればほかの記事も見てみてください。

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