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React Native で Kotlin を使う
React Native 公式ドキュメントでは Kotlin 設定について触れられていないため、ここにまとめる。
React Native のバージョンは 0.72.4 を対象としている。
Kotlin を使いたい状況
React Native で Kotlin を使いたい、となるのは Native Module 実装時だ。開発効率を上げるだけでなく、新しい言語に挑戦して見識を広めるためにも良い。
次の Native Module 開発のガイドはいきなりコードを書くところからはじまっているが、この設定をしたあとの手順と捉えると良い。
Gradle を設定する
android/build.gradle
次の設定を追加する。
android/build.gradle
// snip
buildscript {
ext {
// snip
kotlinVersion = "1.9.10"
}
dependencies {
// snip
classpath "org.jetbrains.kotlin:kotlin-gradle-plugin:$kotlinVersion"
}
// snip
kotlinVersion
は適宜、自分が使いたいものを指定すると良い。
android/app/build.gradle
こちらにも設定を追加する。
android/app/build.gradle
// snip
apply plugin: "kotlin-android"
// snip
dependencies {
implementation(fileTree(dir: "libs", include: ["*.jar"]))
implementation("org.jetbrains.kotlin:kotlin-stdlib-jdk7:$kotlinVersion")
def lifecycleVersion = "2.4.0"
implementation("androidx.lifecycle:lifecycle-viewmodel:$lifecycleVersion")
implementation("androidx.lifecycle:lifecycle-viewmodel-ktx:$lifecycleVersion")
// snip
androidx.lifecycle:lifecycle-viewmodel
については、 Kotlin Gradle プラグインが内部で使っているバージョンが異なるため、全体で不整合が起きている。これを解決するためにルートレベルで使うバージョンを指定してやっている。
これで設定自体は完了だ。
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