短期増員と長期増員についての考察
みなさん、仕事をしている中で人手不足を感じたことはありませんか?
増員が来てくれれば、楽になるのに・・・。と思ったりして日々を過ごしています。
しかし、それは予算が許さぬっ!とか、スキルがね・・・。とか。
なかなか難しいですよね。
今回も【結論はなく】、僕が思ったことと一部考察めいたものを書きつつ、「当たり前やろ・・・」とツッコミがありそうな記事を書いていきます。
それでは、まず短期・長期それぞれのメリットとデメリットを書いていきます。
あくまで個人の感想(愚痴含む)です。
短期増員
メリット
- ランニングコストは抑えられる
- 人手が増えることで瞬発力がUP
- ちなみにあがった思い出はない・・・
デメリット
- 教育コストUP
- 質疑応答で管理工数UP
- 定時間内に作業ができない
- 増員メンバーが慣れた頃にプロジェクト・契約も終盤
- エース級がきた違うのかな
長期増員
メリット
- 教育コストDOWN(分散できる)
- 質疑応答の管理工数も分散される
デメリット
- ランニングコストが増加する
書き出してみて、「長期増員」の方が結局デメリットが少なさそうな感じになりましたね。
完全に「短期増員」にいい思い出がないだけな気がしますが・・・(笑
長期は、長期でコスト面が一番大きいかもしれませんね。
よくある感じだと、人月60万、年間720万になるので、それなりにかかってる印象です。
それぞれのデメリットを埋めるにはどうしたらいいのか。
安直に考えてみました。
短期増員のデメリットを埋める
結局のところ、教育コスト・管理コストが増加していることが原因なので。
- 教育コストUP → 説明ドキュメントの充実
説明時間を短縮するために、「システムの概要図」、「システム概要説明」など、消化のしやすい概要説明のドキュメントを手厚くするのはいかがでしょうか。
開発・テストでも作るのイメージができていれば以降の工程の消化が早まるのでは?と考えています。
いきなり詳細設計書渡されたらカロリー高いです(笑 - 質疑応答で管理工数UP → FAQの蓄積
放置しすぎることは、コミュニケーション不足を生んで完全にデメリット。
ですが、過去のナレッジためて「よくある質問」として共有した方がよいのではと考えています。
管理者側もしっかり固定で話す時間を設けることで、【随時確認】による拘束時間が減らせると思います。 - 増員メンバーが慣れた頃にプロジェクト・契約も終盤 → スコープを絞る
「1.」と「2.」と被ることですが、改修の内容の把握が早ければ瞬発力は上がります。
だた把握する量も多いと、それはそれでInputして消化するまでに時間がかかってしまいます。
なので、画面 / 機能単位などスコープを絞りゴールを明確にしてあげる必要があると考えています。
あとは、今までこの業界にいて思っているのは、ドキュメントやらナレッジは社内で横展開した方が絶対いいです。
ドキュメントやFAQはメンテが止まる可能性も考慮して作りすぎるのはNGですが、汎用的なドキュメントにして、横展開していればメンテされる可能性は上がるはずです。(むしろ、上がって)
長期増員のデメリットを埋める
ランニングコストが増加するってことが原因なので。
- ランニングコストが増加 → 自動化・作業のテンプレート化
これに尽きるのではないかと考えています。
なぜ、自動化・作業のテンプレート化なのか。
それは人件費を抑えるために「誰でもできるようにする」がコンセプトです。
短期増員にも言えることですが、やっぱり増員するならスペシャルな人がいいですよね。
うんうん、わかります。
しかし、スペシャルな人はお高いんです・・・。
わかりますよ、そういった方じゃないとできないことももちろんあるのです。
ただ、そのスペシャルなスキルが不要な個所を洗い出し、作業フローを最適化することで、そこにかかる費用が結果抑えられると考えているのです。
無駄が抑えられることで、スペシャルなスキルが必要なところに使える予算が生まれるはずです。(むしろ、生まれて)
短期・長期のデメリットを埋めるのは、こんな感じでしょうか。
あとがき
この記事を書いている時期に、改めて「増員」とは。を考えることがあったので、アウトプットしました。
他に書きたいことが出たら、追記やら削除などしていこうと思います。
雇う側も雇われる側も心穏やかに仕事してほしいですもん。
なにより僕は、いつも穏やかに仕事がしたいです・・・。
誰だって最初は使えないんですよ、理解か早いか遅いかです。
(例外は存在すると思いますが・・・)
お互いのパフォーマンスを最大限に生かせるように施策を考えていきたいですね。
これを読んでいただいた方の中で、こんなことしてますよ!
とかあれば、是非教えてほしいです。
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