生成AIへの挑戦 〜ワインレコメンデーションAIエージェントの構想〜
はじめに
こんにちは!株式会社ブロードエッジ・ウェアリンク CTOの高丸です。
今回は、Qiita Advent Calendar 2024の25日目、最後の記事です。
今回は、wine@(ワインアット)の開発に関する話ではなく、
時代の潮流である生成AIの活用に関してお話していければと思います。
生成AIを使った取り組み
現状、wine@の開発の他に、プロジェクトは複数走っており、
24日目の記事でも軽く触れたBtoBのプロジェクトや、今回紹介する生成AIのプロジェクトが走っています。
生成AIは、今までチャットボットでは対応できなかった自然言語の理解や、広範囲に及ぶ知識があるため、エージェントとして独立して価値を提供できる技術になっています。
そんな特徴がとても良く合うのが、いわゆるワインのソムリエではないでしょうか?
各社、レコメンデーションのための様々な取り組みをされていると思いますが、弊社でもそういった生成AIを活用したワインのためのレコメンデーションエージェントの開発を試みています。
しかし、ワインは実に奥が深いのです。
例えば、単純に味のデータが数値化できたとして、それに基づいてレコメンデーションするだけで本当に人は満足できるのでしょうか?
我々は、ソムリエが提供している真の価値とは何なのか、常に考えながら開発を進めていく必要があると考えています。
まずはアイディアから
ソムリエとの対話というと、まず思い浮かぶのはBtoCでの利用シーンです。
多くのワイン初心者にとって、リアルのソムリエに対して好みのワインを伝えたり、アドバイスを求めたりすることは**、「なんとなく敷居が高い」**という心理的障壁となると考えれます。
生成AIのエージェントであれば、この障壁を取り払い、より気軽にワインの世界に足を踏み入れられる可能性があるのです。
しかし、これはあくまでも可能性の一つに過ぎません。
我々は様々な可能性を探るために、アイディアを出しては検証し、プロトタイプを作っては改良する、そういったフェーズで、アイディアを練っています。
BtoCの可能性があれば、当然BtoBでの活用シーンも広がってきます。
我々は、ワインのプラットフォームとして、誰でも楽しめる機会を提供することをミッションとして掲げています。
このミッションを実現するために、様々な視点から試行錯誤を重ね、真に価値のあるサービスの開発に取り組んでいます。
さいごに
今回はさわりの部分の紹介になってしまいましたが、生成AIを用いた開発にも取り組んでいます。
今後の開発にご期待ください!
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