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Ubuntuの再起動が遅い場合の対処法
はじめに
Rasberry PiにUbuntuを入れていろいろ開発やってるときに再起動が遅いのがいらついたので対処した。
環境
- Ubuntu 22.04 LTS
- Raspberry Pi 4
遅い原因
ブートログを見ると以下のメッセージのところで時間食ってた
起動時
start job is running for wait for network to be configured. (42s / 1min 30)
終了時
A stop job is running for Snap Daemon (57s / 1min 30)
対処法
起動時
FYI: https://qiita.com/NoIshii/items/fcc860394ace35f434d4
sudo vi /etc/netplan/10-netcfg.yaml
network:
renderer: networkd
version: 2
ethernets:
enp1s0:
optional: true
wlp2s0b1:
optional: true
sudo netplan apply
または
sudo systemctl disable systemd-networkd-wait-online.service
sudo systemctl mask systemd-networkd-wait-online.service
2番目の方法は推奨されないらしいが、試した環境では1番目がダメで2番目でうまくいった。
終了時
FYI: https://www.omgubuntu.co.uk/2023/03/fix-ubuntu-slow-shutdowns-snap-daemon
sudo vi /etc/systemd/system.conf
DefaultTimeoutStopSec
をアンコメントする
...
#DefaultTimeoutStopSec=90s <- コメントを外す
...
DefaultTimeoutStopSec
の値を30s
など短くする
DefaultTimeoutStopSec=30s
sudo systemctl daemon-reload
またはsnapd
が必要ない場合はアンインストールしてしまうのも手
sudo apt purge snapd
試した環境では1番目で問題なかったのでsnapdはそのまま置いといた。
おわりに
開発用の環境ということもあって保守性よりも軽快さがほしい。後で何か不都合が出てくる可能性もないことはないけど、とりあえず問題なく使えているのでこれでよしとします。
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