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Ubuntuの再起動が遅い場合の対処法

2024/08/24に公開

はじめに

Rasberry PiにUbuntuを入れていろいろ開発やってるときに再起動が遅いのがいらついたので対処した。

環境

  • Ubuntu 22.04 LTS
  • Raspberry Pi 4

遅い原因

ブートログを見ると以下のメッセージのところで時間食ってた

起動時

start job is running for wait for network to be configured. (42s / 1min 30)

終了時

A stop job is running for Snap Daemon (57s / 1min 30)

対処法

起動時

FYI: https://qiita.com/NoIshii/items/fcc860394ace35f434d4

sudo vi /etc/netplan/10-netcfg.yaml
network:
    renderer: networkd
    version: 2
    ethernets:
        enp1s0:
            optional: true
        wlp2s0b1:
            optional: true
sudo netplan apply

または

sudo systemctl disable systemd-networkd-wait-online.service
sudo systemctl mask systemd-networkd-wait-online.service

2番目の方法は推奨されないらしいが、試した環境では1番目がダメで2番目でうまくいった。

終了時

FYI: https://www.omgubuntu.co.uk/2023/03/fix-ubuntu-slow-shutdowns-snap-daemon

sudo vi /etc/systemd/system.conf

DefaultTimeoutStopSecをアンコメントする

...
#DefaultTimeoutStopSec=90s  <- コメントを外す
...

DefaultTimeoutStopSecの値を30sなど短くする

DefaultTimeoutStopSec=30s
sudo systemctl daemon-reload

またはsnapdが必要ない場合はアンインストールしてしまうのも手

sudo apt purge snapd

試した環境では1番目で問題なかったのでsnapdはそのまま置いといた。

おわりに

開発用の環境ということもあって保守性よりも軽快さがほしい。後で何か不都合が出てくる可能性もないことはないけど、とりあえず問題なく使えているのでこれでよしとします。

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