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Tips:馬でもわかる顧客IT環境調査_初級編

2021/02/26に公開

概要

商談前に顧客の現状調査をするときに使うテクニックを紹介する。
ここで書くのは魚の釣り方(商談をウマいこと受注する)ではなくて
魚を釣るための道具(顧客のIT環境とか現状の情報)をいかに入手するかの話。

はじめに

問い合わせを受け付けた初期段階では以下がわかる。

  1. 会社名
  2. 担当者名
  3. 部署名
  4. Webページ
  5. 問い合わせ内容(ニーズ、背景)

これらの情報のうち、以下二つを使って情報収集をする。

  1. 会社名
  2. Webページ

会社名

いわゆるフツーの企業分析。

・Googleで検索して事業、業態、従業員規模などなどを知る

・競合企業は何かを調べる

・Twitterで対象企業のサービス名や社名で検索

・Facebookで対象企業のページがあるか確認

・(イケイケ企業なら)アドベントカレンダー、Qiita、note、Zenn などで社名Hitするか確認

Webページ

主に使うのはドメイン。

・MXlookup →メールサーバーがどこなのかわかる。
 ※Webサイトのドメインとメールで使っているドメインが異なる場合はHitしない。

・TXTLookup → SPF、DKIMレコードを確認してSalesforceとかSendgridとかAWSとかが載ってるか確認

Tips:MXlookupの使い方

UGを題材にして説明する。

会社名:ユナイトアンドグロウ株式会社

Webサイト:https://www.ug-inc.net/

→UGのドメイン:ug-inc.net を使う。

  1. MXLOOKUPで検索

  2. ug-inc.net でMXlookupする

    google.com とあるのでGoogleWorkspaceを使っていることがわかる

  3. ug-inc.net でTXT lookupする

    zendeskを使っていることがわかる。

  4. 他、業種業態によって使われるシステム、サービスをLookupで伺い知ることができる。

以上、ココまでで初級編。

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