🐴
Tips:馬でもわかる顧客IT環境調査_初級編
概要
商談前に顧客の現状調査をするときに使うテクニックを紹介する。
ここで書くのは魚の釣り方(商談をウマいこと受注する)ではなくて
魚を釣るための道具(顧客のIT環境とか現状の情報)をいかに入手するかの話。
はじめに
問い合わせを受け付けた初期段階では以下がわかる。
- 会社名
- 担当者名
- 部署名
- Webページ
- 問い合わせ内容(ニーズ、背景)
これらの情報のうち、以下二つを使って情報収集をする。
- 会社名
- Webページ
会社名
いわゆるフツーの企業分析。
・Googleで検索して事業、業態、従業員規模などなどを知る
・競合企業は何かを調べる
・Twitterで対象企業のサービス名や社名で検索
・Facebookで対象企業のページがあるか確認
・(イケイケ企業なら)アドベントカレンダー、Qiita、note、Zenn などで社名Hitするか確認
Webページ
主に使うのはドメイン。
・MXlookup →メールサーバーがどこなのかわかる。
※Webサイトのドメインとメールで使っているドメインが異なる場合はHitしない。
・TXTLookup → SPF、DKIMレコードを確認してSalesforceとかSendgridとかAWSとかが載ってるか確認
Tips:MXlookupの使い方
UGを題材にして説明する。
会社名:ユナイトアンドグロウ株式会社
Webサイト:https://www.ug-inc.net/
→UGのドメイン:ug-inc.net を使う。
-
MXLOOKUPで検索
-
ug-inc.net でMXlookupする
google.com とあるのでGoogleWorkspaceを使っていることがわかる
-
ug-inc.net でTXT lookupする
zendeskを使っていることがわかる。
-
他、業種業態によって使われるシステム、サービスをLookupで伺い知ることができる。
以上、ココまでで初級編。
Discussion