計測ツールを使わずに流入経路を把握する方法(iOS)
みなさんこんにちは。個人開発をしているbannzaiです。
個人開発アプリの一例
今日は個人開発している時に発見したTipsについて書きます。
どのURLからアプリがインストールされたのか知りたい
iOSアプリを作った。宣伝だ。Google広告を出すぞ。Twitter広告もだ。LPにもリンクを貼ろう。こう言った行動を起こす人もいるのでは無いでしょうか。この場合URLをシェアすることになりますが、どの媒体からApp Storeに行きアプリをダウンロードされたのかを知りたいです。計測用のツールやライブラリの導入も思い浮かびますがもっとライトな方法を見つけたので、今回はその方法について紹介します
測定方法
App Store ConnectにApp Analyticsという機能があります。この機能にcampaign links
という、キャンペーンごとにURLを発行できるサービスがあります。この機能はここで発行されたURLごとにどのくらいストアページのインプレッションがあったのか、ダウンロードされたのか、セッションがあるのか、課金(in-app-purchase)がどのくらいあったのかが見れるようになっています
Manage campaigns 公式ドキュメント
画面の表示はこうなります。画面最上タブから下に向かって Analytics > 対象のアプリを選択 > Acquisition(日本語だとおそらく「獲得」) > Campaigns に切り替えると出ます。
画面中央の小さい + ボタンを押すことでキャンペーンを作ることができます。ここでは私の個人アプリの実際に試したものを載せてます。LPを作って、キャンペーンを 2023-04-26 に発行したものの計測値と、アプリ上の友達に紹介する機能でキャンペーンを分けて使用しているものになります
作成画面を開くとモーダルが出てきてキャンペーンの名前だけ入力できます。
試しに zenn-article-20230812
と入力するとキャンペーンリンクが発行されます。あとはこれをコピーして使用します。コピーしたら Done
で閉じちゃえば良いです。あとはリンクが踏まれると勝手に計測されます
zenn-article-20230812
のキャンペーンリンクです。もしよかったらダウンロードしてみてください
注意点
公式のドキュメントにも書いてありますが、最低キャンペーンの計測開始から24時間経っている & 最低キャンペーンURLから5ダウンロード発生しないとApp Store Connectの画面に反映されないみたいなことが書いてあります。とはいえ僕の場合3ダウンロード位でも出るキャンペーンもあるので出る場合もありそうです。キャンペーンが表示されない場合は公式ドキュメントに注意書きもあるのでそれを参考にすると良いです
まとめ
アプリの流入経路が気軽に知れる手段をまとめました。App Store Connectで完結するのが良いですね。ぜひアプリを作った!宣伝媒体増やしてみているけどどの程度効果があるのか気軽に知りたいという方はお試しください
おしまい \(^o^)/
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