【情報I】共通テスト(第1問)
なぜ作成したのか
- 最近の若者が学んでいる内容を履修したい
参考
第1問
問1
a
次の文章中の空欄に入れるのに最も適当なものを一つ選べ。
インターネットで情報をやり取りする際,発信者が本人であることを確認するためにデジタル署名が利用できる。また,デジタル署名を用いると,その情報が [ _____
] を確認できる。
- 複製されていないか
- 暗号化されているか
- 改ざんされていないか
- どのような経路で届いたか
- 盗聴されていないか
問1-a 回答
- 改ざんされていないか
b
近年, 128bitで構成されるIPアドレスが利用されるようになった理由の一つとして最も適当なものを,次のうちから一つ選べ。
- 有線LANだけでなく無線LANにも対応するため。
- 大容量データの送受信に対応するため。
- インターネットに直接接続する機器の増加に対応するため。
- 漢字など英数字以外の文字で表されるドメイン名に対応するため。
- HTMLの仕様変更に対応するため。
問1-b 回答
- インターネットに直接接続する機器の増加に対応するため。
問2
a
図1に示した部品は,棒状の7個のLED a ~ g を使って数字や一部のアルファベットを表示するものである。この部品を7セグメントLEDと呼び,例えば数字の 0 ~ 9 は図2のようにLEDを点灯させて表示することができる。
7セグメントLEDにおける, a ~ g を点灯させる組合せは,すべてのLED が消灯している状態を含めて全部で [ _
][ _
][ _
] 通りである。
問2-a 回答
[1][2][8]通り
b
a-図1に示した部品は, アルファベットとして図3に示す13種類を表示できる。
これらの大文字8種類,小文字5種類のアルファベットに加え,数字10種類を用いて,ある製品のエラーコードを表示する。図4のように, 1桁目を大文字のアルファベット, 2桁目を小文字のアルファベット, 3桁目以降の桁については数字のみを用いる場合,図1の7セグメントLEDの部品が全部で少なくとも[ _
]個あれば5 , 000種類のエラーコードを表示することができる。
問2-b 回答
[5]個
問3
空欄[A _
]に当てはまる数字を回答せよ。また,空欄[B _
]に入れるのに最も適当なものを,後の解答群のうちから一つ選べ。
チェックディジットは,書籍のISBNコードなどで数字の入力ミスを検出するためなどに利用されている。 こでは, 5桁の数字( N5 N4 N3 N2 N1 )の利用者IDに,チェックディジット1桁(C)を加えた6桁の識別番号(N5 N4 N3 N2 Nl C)を考える。チェックディジットの生成方法として,次の 2種類を考える。
- 【生成方法A】利用者IDの各桁の値を足し合わせ, 10で割った余り R を求め, 10から R を引いた値をチェックディジットとする。
- 【生成方法B】利用者IDの各奇数桁( N5, N3, N1)の値をそれぞれ3倍にした値と,各偶数桁( N4, N2 )の値を足し合わせ, 10で割った余り R を求め, 10から R を引いた値をチェックディジットとする。
なお, いずれの生成方法も, R が0の場合は,チェックディジットを0とする。
例えば,ある利用者IDが「22609」の場合にチェックディジットを計算すると,生成方法Aでは「1」になり,生成方法Bでは「[A _
]」となる。
これらのチェックディジットでは, 1桁の入力ミスは検出できても, 2桁の入力ミスは,検出できないことがある。生成方法Bはこの点について多少検出できるように工夫されている。例えば [B _
] 入力ミスをした場合は,生成方法Aでは検出できることはないが,生成方法Bでは検出できることがある。
- [B
_
]の選択肢
- 奇数桁の数字を二つ間違える
- 連続する二つの桁の数字をそれぞれ間違える
- 奇数桁のうち二つの桁の数字の順序を逆にする
- 連続する二つの桁の数字の順序を逆にする
問3 A回答
[7]
問3 B回答
[3]個
問4
a
マウスカーソルをメニューやアイコンなどの対象物に移動する操作をモデル化し, webサイトやアプリケーションのユーザインタフェースをデザインする際に利用されている法則がある。この法則では,次のことが知られている。
・対象物が大きいほど,対象物に移動するときの時間が短くなる。
・対象物への距離が短いほど,対象物に移動するときの時間が短くなる。
次の文章中の空欄に入れるのに最も適当なものを図5の 0 ~ 3 のうちから一つ選べ。
この法則では, PCなどでマウスを操作する場合,マウスカーソルはディスプレイの端で止まるため,ディスプレイの端にある対象物は実質的に大きさが無限大になると考える。
この法則に基づくと,図5の 0 ~ 3 で示した対象物のうぢ現在ディスプレイ上の黒矢印で示されているマウスカーソルの位置から,最も短い時間で指し示すことができるのは [ _
] である。
問4-a 回答
[2]
b
次の文章中の空欄に入れるのに最も適当なものを,後の解答群のうちから一つずつ選べ。
操作時間を短くするためにこの法則を適用した事例として,利用頻度に基づいてメニュー項目を配置する方法がある。
ここでは,マウスを右クリックした際に,マウスカーソルに対して図6に示すような位置で表示されるメニュー項目の配置について考える。マウスカーソルで選択できる各メニュー項目の大きさは同じであるとし,この法則のみに沿って設計されたとすると,「項目5」は,他の項目と比べ利用頻度が [A _
]項目なので,意図的に [B _
]に配置されていると考えられる。
- [A
_
]の選択肢
- 低い
- 同程度の
- 高い
問4-b A回答
- 低い
- [B
_
]の選択肢
- メニューの中で一番目立つ場所
- マウスカーソルから一番遠い場所
- マウスで素早く選択できる場所
問4-b B回答
- マウスカーソルから一番遠い場所
Discussion