VPC関連調査
目次
- IPアドレスとは何か?
- サブネットマスクとは
- VPCとは
- サブネット、ルートテーブルとは
- インターネットゲートウェイについて記載されている
- NAT Gatewayについて記載されている
- EIPについて
- VPCの設計について
- VPCの作成手順(マネジメントコンソール)
- AWS CLIでVPCを作成する
- cloudformationでコードをどのように書けばいい「vpc作成」
1.IPアドレスとは何か?
概要
ネットワーク上の機器に割り当てられるインターネット上の住所のような存在
データの送信先や送信元を識別するためにある
IPアドレスには「どのネットワークのどのコンピュータですよ~」という情報が書かれており、ネットワークアドレス(部)・ホストアドレス(部)の表記がある
IPアドレスの種類
・グローバルIPアドレス (パブリックIPアドレス)・・・世界に一つインターネットに接続する際に割り振られるIPアドレス
・ローカルIPアドレス (プライベートIPアドレス)・・・特定のネットワークの範囲内で用いられるIPアドレスのこと、そのネットワーク内で識別(重複可)
普段家で使っているインターネットはどういう繋がり方をしているのか
・ルーターに対してグローバルIPアドレスが付与され、そこに接続するPC、スマホなどにプライベートIPアドレスが付与される。これによって各機器がルーターを介してインターネットに接続できる
2.サブネットマスクとは
概要
IPアドレスとセットで存在しており、IPアドレスのネットワークアドレス、ホストアドレスを識別するもの
例192.16810.0このIPアドレスだけの情報ではどこのネットワークを使用しており、どこのPCが接続しているかわからないため
・ネットワークアドレス.ホストアドレスとは
ネットワークアドレスは、ネットワーク自体を表すものです。 ホストアドレスは、そのホスト(コンピュータ)が持つIPアドレスです
従来この方式がとられていた
例 100台分のIPアドレスが必要な企業があるとして、従来のクラスフル方式を使うとクラスC選択することになる。そうなった場合、元々ホスト数254個あるのに対し154個のIPアドレスが無駄になることがわかる
この問題を解決するためにできたのがクラスレス方式、およびサブネットマスク
クラスレス方式
例 100台のIPアドレスに対して「255.255.255.0」だと254個のIPアドレスが取得できるがそんなに必要ない。
なので、サブネットマスクの0の部分を128に変更すると254-128=126になるので
26台の余分なIPアドレスに変更でき無駄を改善するといううことにも役立つ
見方としては、
2進数IPアドレス 11000000 10101000 00001010 00001011
2進数サブネットマスク 11111111 11111111 11111111 00000000
サブネットマスクの「1」になっている部分と対応するところが、IPアドレスの「どのネットワークですよ~」を示している部分です。
そして残りの部分、サブネットマスクの「0」の部分に対応するところが、IPアドレスの「どのコンピュータですよ~」を示している部分ですつまりサブネットマスクが「255.255.255.0」の場合
IPアドレス「192.168.10.11」は「11000000 10101000 00001010」ネットワークの「00001011」コンピュータですよといううのがわかる
なので、ネットワークを作成した際そのネットワークに属しているかなどが判断できることになる
3.VPCとは
概要
AWS アカウント専用の仮想ネットワーク。クラウド上に作成することが出来る、作成者が自由にアクセスをコントロールすることが可能な空間
・AWSの大きな会社があってそこのネットワークを使用しているイメージ
4.サブネット、ルートテーブルとは
・サブネット
VPC の IP アドレスの範囲を区切った小さな空間
イメージとして下記の図
VPCが大きなくくりのネットワークそれを、細分化した図がサブネット
サブネットの種類
・パブリックサブネット
・プライベートサブネット
・ルートテーブル
通信において、通信相手までの経路判断する仕組み
5.インターネットゲートウェイについて記載されている
VPC 内のリソースとインターネット間の通信を可能にするためのトンネル
例 自分がAWSでプライベートな環境でとても面白いゲームを作ったとする。
そしてそのゲームを世界の人にも楽しんでもらいたいと思っている。
世界中の人たちにも遊んでもらうには、プライベートではなくパブリックな環境にしないといけない。
そのためにはインターネット上に公開しないとけない。
AWSは性質上AWSという空間で独立しているため、外のインターネットの世界に出るためにはインターネットと繋がっているトンネルを通らないといけない。
それがインターネットゲートウェイ
6.NAT Gatewayについて記載されている
プライベートサブネットにある EC2 インスタンスをインターネット、他の VPC、またはオンプレミスのネットワークに接続できるようにする AWS マネージドサービス
決まり事
プライべ―トのものを外に持ち出したい!!って時このNAT Gatewayをパブリックな空間に置いてNAT Gatewayを通るルートティングしないといけない
7.EIPについて
ElasticIPアドレス
インターネットに接続するための固定IPアドレス
AWSでインターネットに接続するためには、パブリックIPアドレスが必要。しかしこのIPアドレスは動的で毎回IPアドレスが変わってしまう
このように、VPCは奥深く理解が難しいものなので一つ一つ理解が必要
Discussion