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Unity+MCP(Claude):自然言語でゲーム開発を試してみた(Vibeコーディング)

2025/03/25に公開
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こんにちは。bamboo-houseです。
Unity+MCP(Claude)で人型カプセルがトランポリンの上でぴょんぴょん跳ねるシーンを一瞬で作れたので、環境構築等を共有します!

動作動画

https://youtu.be/Sg9dGEP9dqg

Unity+MCPライブラリ

https://github.com/justinpbarnett/unity-mcp

バージョン

  • Unity 2020.3 LTS or 最新(⚠️ 必ずURPを使ってください)
  • Python 3.12 or 最新
  • uv package manager

1. Pythonのインストール

python.org から Python 3.12 以降をダウンロードしてインストールしてください。
インストール時に、Python をシステムの PATH に追加することをお忘れなく。

Mac

brew install python@3.13

2. uvのインストール

uv は依存関係管理を簡素化する Python パッケージマネージャーです。
以下のコマンドを使用して、OS に応じた方法でインストールしてください。

Mac

brew install uv

Windows

powershell -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

その後、uv を PATH に追加します:

set Path=%USERPROFILE%\.local\bin;%Path%

Linux

curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh

その他のインストール方法については、uvのインストールガイドをご参照ください。
重要: uvをインストールせずに先に進まないでください。

3. Unity パッケージのインストール

  1. Unity を開き、メニューから Window > Package Manager を選択します。

  2. プラス(+)ボタンをクリックし、「Add package from git URL」を選びます。

  3. urlを入力してEnter押します: https://github.com/justinpbarnett/unity-mcp.git

これでMCPサーバーの準備はOKです。

4. Claude Desktopをダウンロード

こちらのページからClaude for Desktopをダウンロードしましょう。
https://claude.ai/download

5. ClaudeとUnityを接続

  1. Unityを開き、メニューから Window > Unity MCPを選択します。

  2. MCP Editorの「Auto Configure Claude Desktop」を押します。

    緑のポチになればOKです。

  3. Claudeを一度閉じて開きなおして、ハンマーマークの値が増えていることを確認します。

6. 試してみる

実際にCluadeで、「固定のトランポリンを設置して、その上で人型のオブジェクトをバウンドさせて」と送ってみましょう。
「"unityMCP"(ローカル)からのツールを許可しますか?」と表示されたら「このチャットを許可」を押していきます。
数秒ほどで自動で作成できたかと思います!

最後に

以上で、Unity+MCP(Claude)で簡単なシーンを作成できました!
MCP自体はまだまだ新しい概念になるので、これからの発展に期待大です。
私自身、ゲーム開発の実務経験はないのですが、Vibeコーディングを駆使してゲームを開発してみたいと思いました😊
Claudeではなく、Cursorでも動作するので気になる人は試してみてください。

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