エンジニアとしての私のキャリアにおけるローカルミートアップの役割
キャリアを築く中で「勉強」「実務経験」「技術力向上」はよく語られるポイントです。
でも、私にとって見逃せない存在がありました。それが――ローカルのエンジニア・ミートアップです。
派手さはないけれど、私の考え方・働き方・キャリア選択に大きな影響を与えてくれた存在。この記事では、私がどのようにローカルミートアップと関わり、どんな学びや成長があったのかをシェアしたいと思います。
なぜ参加したのか?
当時の私は、エンジニア歴1年目で、業務以外のつながりはほぼゼロ。
「もっと現場以外の世界を知りたい」
「技術以外の話もしてみたい」
そんな気持ちから、勇気を出して地元のミートアップに参加してみました。
正直、最初はめちゃくちゃ緊張しました。
得られた3つのこと
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リアルな技術の現場感
イベントでは、実際の開発現場での工夫や失敗談、選定理由などが赤裸々に語られます。
ネットの記事や本では得られない「生きた知見」に触れることができました。 -
仲間の存在
同じように悩みながら学んでいる人たちに出会えたことで、
「一人じゃない」と思えたのが大きな支えになりました。
SlackやDiscordでつながる流れも自然に生まれ、勉強も継続しやすくなりました。 -
キャリアの視野が広がった
会社の外には、全然違う価値観・働き方をしているエンジニアがたくさんいることに気づきました。
フリーランス、スタートアップ、海外志向の人たち…。話を聞くたびに「こんな道もあるんだ」と発見の連続でした。
私の転機:登壇という挑戦
あるミートアップで、LT(ライトニングトーク)をやってみないかと誘われました。
最初は断ろうと思っていたのに、背中を押されて挑戦したその経験が、結果的に**「発信すること」への自信**につながりました。
その後、ZennやQiitaへの投稿を始めたのも、この登壇体験がきっかけです。
ローカルミートアップの「温かさ」
もちろん、すべてのイベントが居心地良いとは限りません。
でも、私が出会ってきた多くのローカルコミュニティは、初心者にもフレンドリーで、自然体で関われる場所でした。
「うまく話せなくても大丈夫」
「聞くだけ参加もOK」
そんな空気感が、継続的に関わる大きな理由になっています。
おわりに
エンジニアとしての私のキャリアにおいて、ローカルミートアップは**“静かだけど確かな成長の種”**をくれた存在でした。
もし、これからのキャリアに悩んでいる人、閉塞感を感じている人がいたら――
一度、勇気を出して近くのミートアップをのぞいてみてください。
きっと、新しい風が吹くはずです。
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