余裕があるわけではないスタートアップで、テックブログを始めるために決めた3つのこと
テックブログを書き始めるに当たって、興味がありそうなエンジニア2人とPdM1人で意識合わせを行った。そこで話し合い決めたことを紹介する。
1. 目的
スタートアップがなぜテックブログを書くのか、なぜ時間を割いてこれをやるのか。自分たちは目的を以下に置いた。メンバーそれぞれで目的ごとの優先度は変わるかも知れない。
- プレゼンス向上
- 自分たちの活動振り返りの言語化
- 採用広報
プレゼンス向上
「バックテックのプロダクトチーム、エンジニアといえば、こういった取り組みを行っている。ここに強みがある。」と、自分たちの活動を対外的にアピールするための記事を作る。バックテックで開発をしていることが自分のキャリアにプラスになるようにする。
候補者や社外にひとに「バックテック知ってる!」って言われたい!!
自分たちの活動振り返りの言語化
自分たちの活動を記するものは、いま時点では振り返りの Miro しかなく、チームがどう成長してきたかを振り返りづらい。都度、言語化をしておくことにより、自分たちがどのように成長したか、直近の活動から何を学んだかをより明らかにし、また資産とできるようにする。
採用広報
バックテックのプロダクトチームへの応募を検討するエンジニア/プロダクト系職種に提供できる情報がなく、応募の障壁となっている可能性が高い。また面談・面接時に口頭で説明することが多く、説明のみで面談・面接時間を消費することが多いので、先に情報を提供できる状態にしておく。
2. 続けることが大事
数値的な目標はなし
目的は定めた一方で数値的な目標は設定しなかった。そもそも適切な数値がどれくらいなのか分からないし、変に数字に固執してバズることを目指す記事を書けばいいかというとそうではないはず。
あとプレッシャー感じたくない。
将来的に肌感覚が掴めたら数値的な目標を設定するかも知れない。
決めたのは記事の本数だけ
最低でも月に2本は書くことを決めた。
長編を書く必要はないと思っている。ググった時に感じる「このエラーで悩んでる人いたんだ!解決方法の記事ありがてー!」っていうような、インターネットの誰か数人のためになるような記事を書いていきたい。
始めから遠くの目標を設定するよりも、すぐたどり着ける目標を何度も達成したほうが気持ちがいいし、改善のサイクルが早くなるはず。
3. 誰が書くのか
まずは有志数人のやる気でリードしていく。当然 Zenn の Publication には全員招待したし、書きたいと言われたらウェルカム。だが催促とかメンバー任せにはしない。
決して「全員月にn本書くぞ!」みたいなルール化はしない。
評価の話
実はこの点は難しい話になった。
- テックブログを書くのは業務時間なのか
- テックブログはアウトプットとして評価するのか
残念ながらスタートの現時点でこの整理を完璧にすることは出来なかった。あくまでエンジニアとしてメインの開発タスクがあり、それが評価されるべき。となると個人のサラリーマンとしては経済合理性のない「テックブログ執筆」を業務の中でどう位置づけるのか。答えは出せなかったので、"有志"というふんわりとした言葉でまとめている。
実は他の企業さんでもグレーゾーンとしているところはあるんじゃないだろうかと思っている🤔みなさんどうしているのか教えて欲しい
まずは有志数人で頑張ることで、その和を広げて「テックブログ書きたい!」の雰囲気を作っていくことにした。
最後に
頑張って書いていくぞ!!
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