VSCodeでJava開発できそう
はじめに
Javaコードを書くとき、普段はEclipseを使っていますが、めっちゃ久しぶりにVSCodeを使ってみたら普通に開発できそうな感触だったので、必要な拡張やEclipseでやってる操作をVSCodeだとどうすればいいかなどメモしておきます。
とりあえず思いつくままに書いておきますが、今後も更新すると思います。
インストールする拡張
とりあえずこの2つをインストールすればいける気がします。
他にもこんな拡張があるらしい(私はまだ使ったことがない)。
やっておきたい設定
settings.json
に次の設定をしておきたいです。
"editor.formatOnSave": true,
"editor.codeActionsOnSave": {
"source.organizeImports": true
},
"java.format.comments.enabled": false,
"java.inlayHints.parameterNames.enabled": "none",
-
editor.formatOnSave
保存時にソースコードをフォーマットする設定 -
editor.codeActionsOnSave > source.organizeImports
保存時にimport
を整理する設定 -
java.format.comments.enabled
コメントは自動でフォーマットしたくないためfalse
を指定 -
java.inlayHints.parameterNames.enabled
メソッド呼び出しのコードで引数名を表示する設定(表示させたくない……)
操作
Spring Initializr
command
+ shift
+ p
でコマンドパレットを出してSpring Initializr: Create a Maven Project...
を選択します。
あとは導かれるままSpringのバージョンや依存ライブラリーを選択すればOK。
Spring Bootアプリケーションの起動。
command
+ shift
+ p
でコマンドパレットを出してSpring Boot Dashboard: Run...
を選択します。
Spring Bootアプリケーションの停止。
command
+ shift
+ p
でコマンドパレットを出してSpring Boot Dashboard: Stop...
を選択します。
定義へジャンプ
F12
またはcommand
+ クリック。
実装へジャンプ
command
+ F12
。
アウトラインの表示
command
+ shift
+ o
。
またはcommand
+ p
を押したあと、テキストボックスに@
を入力します。
(Eclipseだとcommand
+ o
)
型の検索
command
+ t
。
またはcommand
+ p
を押したあと、テキストボックスに#
を入力し、続けて開きたい型の名前を入力します。
(Eclipseだとcommand
+ shift
+ t
)
完全修飾名と単純名のどちらでも良いです。
EclipseみたいにUpper Camel Caseの頭文字[1]でも検索できます。
型階層の表示
型を選択して右クリックしてコンテキストメニューを表示し、Show Type Hierarchy
を選択します。
呼び出し階層の表示
shift
+ option
+ h
または型を選択して右クリックしてコンテキストメニューを表示し、Show Call Hierarchy
を選択します。
参照箇所へジャンプ
shift
+ F12
または型を選択して右クリックしてコンテキストメニューを表示し、Go to References
を選択します。
ローカル変数の導入
ローカル変数を導入したい文にカーソルを合わせてcommand + .
を押し、Extract to local variable
を選択します。
(Eclipseだとcommand
+ 2
、l
)
リネーム
リネームしたい対象にカーソルを合わせてF2
を押し、テキストボックスに新しい名前を入力します。
(Eclipseだとcommand
+ 2
、r
)
カーソルを1つ前の位置に戻す
ジャンプした後、もとの位置に戻る操作です。
control
+ -
または option
+ command
+ ←
。
(Eclipseだとalt
+ ←
)
困ったときは
困ったらJava: Clean Java Language Server Workspace
してみる(力技)。
-
例えば
LinkedHashMap
ならLHM
↩︎
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