Scrum Boot Camp OSAKA in April 2025 参加レポート
はじめに
こんにちは!BABY JOB 開発部です!
この記事は、先日開催された「Scrum Boot Camp OSAKA in April 2025」へ参加してきた3名によるレポートです。
Scrum Boot Campとは?
スクラムを導入しようと考えている方のために、スクラムの基本やその背景にある考え方を、ワークショップを通して学べるイベントです。
知識を重視した座学よりも、ワークショップ形式による気づきを重視した構成になっています。 スクラムを活用することで、どのように複雑で変化の激しい問題に対処していくのか。関わるチームや人々の間でどういった関係を作り上げるのか、といったことを考えていただけるよう工夫しています。 職場で新しいことをはじめるとき、同じ思いを持つ仲間ほど心強いものはありません。Scrum Boot Camp OSAKA はそのような仲間づくりにも最適な場です。
当日は5名のスクラムのプロ講師の方々が一日かけてみっちりとワークショップを開催してくれました。
スクラム初学者の方から、すでにスクラムを導入しているものの課題感を感じている方まで様々な背景を持つ方が参加されていました。
※イベント会場は弊社BABY JOBが提供させていただきました!
参加メンバーの感想
たかしろ
私は、チームに分かれて実施されたワークショップからスクラムマスターとして視野を広く持つことの重要性を再認識させられました。スプリントの経験をチームのインクリメントに変えるためには、スプリント中のタスクボード・バーンダウンチャート・コードなど、情報として記録されるものの他に、チームに起こった出来事やそれに対するリアクションなど、記録されていない内容に目を向ける視野の広さが必要だなと思いました。
そして、このポストを思い出しました。人生で何回も思い出すことになりそうだなぁ。
ワークショップを通して学んだことを実践してみて、ぶつかった問題をスクラム道関西のオープンジャムに持って行こうと思います!
あさの
自分として、スクラムについてを人から学んだことがなく、書籍やドキュメントで考えたり、現場での経験を通して学んできたりしていただけだったので、ワークショップ形式での参加でいろいろな気づきを得られました。
レクチャーやワークショップでスクラムにおけるプラクティスやイベントを経験することを通して、わかっていると思っていたことを再認識することが出来たのはとても良かったです。
加えて、OST をはじめとした参加者との交流でも様々なヒントを得られました。
例えば、チームも一つのプロダクトとみなし、MVP の考えに沿って、チームの価値を高めていく話や、チームにおいてカオスエンジニアリングの考えを導入するアイデア(例えば、チームメンバーの一人が急病になったらどうする?)など、興味深い話が聞けたりしたので、個人的にはとてもおもしろかったです。
今後も実践を通して、組織に活かせるようにしていきたいです!
むーみん
これまでスクラムをテーマにしたイベントには参加したことがなく、今回が初めての参加となりました。
イベントの中で行われたレトロスペクティブのセッションにおいては、「Mad(怒り)」「Glad(嬉しさ)」「Sad(悲しみ)」という3つの感情を起点にスプリントを振り返る手法が紹介されており、とても興味深かったです!
「Mad Sad Glad」の特徴は、「このスプリントでは何が起きたか」という事象ベースの振り返りではなく、個人の感情に着目して振り返りを行う点です。
同じ出来事を体験していても、メンバーがどのように感じていたかを知るきっかけになったり、ネガティブな感情も含めて共有するので、表面的には見えにくいチームの課題にも気づけるようになります。
先日、チームでも初めて「Mad Sad Glad」を使って、振り返りを行ってみました。
感情を起点にして振り返ることで、これまで事象中心の振り返りでは捉えられなかった新しい視点から、課題や出来事を掘り下げられたように感じました。また普段よりも意見が活発に出やすい雰囲気があったように思います!
スクラムに関してはまだまだ勉強中ですが、今回のワークショップで学んだ「Mad Sad Glad」も引き続きチームで取り入れつつ、学んだことを日々の開発に活かしていきたいと思います!
おわりに
今回のようなワークショップイベントに参加することで、書籍やドキュメントだけでは得られない「体験からの学び」や「人との交流からの学び」がたくさん得られたと思います。
素晴らしいイベントでした🎉
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
興味を持っていただけましたら、他の記事もぜひご覧ください!

私たち BABY JOB は、子育てを取り巻く社会のあり方を変え、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現を目指すスタートアップ企業です。圧倒的なぬくもりと当事者意識をもって、子どもと向き合う時間、そして心のゆとりが生まれるサービスを創出します。baby-job.co.jp/
Discussion