カメラ係としてスクラムフェス大阪2025へ参加してきました
どうもー、BABY JOB株式会社でスクラム...マスター?をやっているたかしろです。
今回は、スクラムフェス大阪2025にカメラ係として参加してきたので、感想をつらつら書きます!
スクラムフェス大阪2025とは
Scrum Fest Osakaはスクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場です。この2日間を通じ、参加者同士でスクラムやアジャイルプラクティスについての知識やパッションをシェアするだけでなく、ここで出会ったエキスパートに困りごとを相談することもできます。
会社としては2年連続でシルバースポンサーをさせていただきました。

弊社からは私の他に3名参加させていただきました
私自身も2年連続の参加です。今年は「関西のローカルカンファレンス」として新たなスタートを切るとのことで、どんなイベントになるのかワクワクしていました。
カメラ係になったきっかけ
今回カメラ係を務めることになったのは、運営メンバーであり、他のイベントでもお世話になっているミツカワさんにお誘いいただいたのがきっかけです。
昨年のスクラムフェス大阪に参加した際、会場の熱量と参加者の皆さんの情熱に圧倒され、「なんて素敵なカンファレンスなんだ!」と深く感動しました。その運営に少しでも関われる絶好の機会だと思い、二つ返事で「ぜひ!」とお答えしました。
また、スクラムフェス金沢2025でもカメラ係を担当させてもらっていたので、経験を活かして少しでも役に立てそう!と思っていました。
カメラ係はことねさんとふたりで対応しました。普段のわたしは人間ばかり撮影しているので、鳥の撮影をされていることねさんとペアだと残せる写真に違いがあるのではないかなと楽しみにしていました。
カメラ係の活動から得た学び
カンファレンスへ参加してみて、全体としては「たくさん写真が撮れて楽しかった!」「自分ができることで少しばかりカンファレンスへ貢献できた気がするのでよかった!」という感想です。
特徴的な出来事がいくつかあったので、3つピックアップしてふりかえります。
ふりかえりはYOWでやってみます。
やったこと①:カメラを持って動き回った
カンファレンス期間中、ショルダーバッグに撮影機材を入れて、会場内を動き回りました。

カメラ係が二人いることで、自分の写真があって嬉しい。
カメラ係の間で緩く役割分担しつつ、会場内をぐるぐる動き回ってパシャパシャ撮影してました。
おこったこと①:写真撮ってください!と声をかけられた
特にスポンサーブースや懇親会で、たくさんの方から撮影を依頼してもらいました。会社同僚の記念写真・スピーカーとのツーショット・歴代のキーノートスピーカーの集合写真など、予想してなかったシーンで撮影の依頼をもらいました。
わかったこと①:顧客が求めることを捉える重要性
私は普段、人々の自然な表情を切り取るのが好きで、「はい、チーズ!」といった記念写真はそこまで積極的に撮りません。ただ、依頼されたことから考えると、参加者の皆さんがカメラ係に求めたものの中には、「この瞬間の思い出を記録したい」というニーズがあったように思います。カメラ係として応えるべきニーズの理解が深まったとともに、プロダクト開発において顧客が求めることを捉える重要性を考えさせられました。
やったこと②:2日分の写真を順番に編集し、全部終わってから一括で共有した
2日間で撮影した約2,000枚及ぶ写真を、カンファレンス終了後に一括で編集・アップロードし、参加者の皆さんへ共有しました。

だいたい50GBくらいありました
おこったこと②:写真の共有がカンファレンス終了から時間が経過した
全ての作業を終えて共有完了の連絡ができたのは、カンファレンス最終日から丸2日以上が経過した7月22日のことでした。
わかったこと②:「少しづつ、素早く」届けることもできた
撮影した写真の納期について、大急ぎではないとは聞いていました。ただ、もっと早く共有できていれば、参加者の皆さんがブログを書くのに使えたり、記憶が新しいうちにイベントを振り返ったりできたかもしれません。
「修正なしで出せる写真」「依頼された集合写真」「Day1の写真」など、価値を小さく分割して、素早く届ける方法はいくらでもありました。カンファレンス直後に撮影素材の写真たちをBacklogと表現していただけに、このアイデアに気づけなかったのが悔しかったです。
やったこと③:岩瀬さんのクロージングキーノートを聞いた
タイトルからすごく惹きつけられ、すごく楽しみにしていました。
当日は、撮影をしつつ登壇を聞いていました。
おこったこと③:発表内容に「マネジングアップ」が登場する
発表内容の中にマネジングアップが入っていました。
昨年のスクラムフェス大阪のキーノートのメインテーマであり、私のマインドセットに大きく影響を与えた考え方だったので、強く惹きつけられました。
わかったこと③:「寝技/根回し/下ネゴ」は現実世界で有効な手段であること
チームの意思決定を円滑にするため、ステークホルダーと個別に話す、いわゆる「根回し」のような活動をすることがあります。手応えを感じつつも、「本来は全てオープンな場でやるべきでは…?」「自分にオープンな場所でやりとりする能力がないことから仕方なく根回ししているのかも」と悩むもありました。。
そんな私にとって、岩瀬さんが「個別打ち合わせもするし、DMもします。必要なことはなんでもやります。」と話していたのはすごく勇気をもらえました。
もちろん、全ての物事を密室で決めるわけではありません。しかし、目的達成のために、「こうあるべき」という理想に囚われすぎて、自らの行動に不必要な制約をかけてはいけないのだと、改めて気付かされました。
おわりに
今回はカメラ係という、普段とは違う役割でカンファレンスに参加したことで、新たな視点からアジャイルやスクラムへの理解を深めることができました。
もし次回もこのような機会をいただけたら、今回の経験で得た学びを活かして、さらに貢献していきたいと思います。
素晴らしいイベントを作り上げてくださった運営の皆様、そして参加者の皆様、本当にありがとうございました!
私たち BABY JOB は、子育てを取り巻く社会のあり方を変え、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現を目指すスタートアップ企業です。圧倒的なぬくもりと当事者意識をもって、子どもと向き合う時間、そして心のゆとりが生まれるサービスを創出します。baby-job.co.jp/
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