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AWS lightsail WordPressを使ってサイトをホスティングすることのメリット/デメリットを説明する ※24/9/30時点
<メリット>
- 安い 月5USD〜 こちら
- WPはプラグインが便利なので、非エンジニアでも管理しやすい(表面上は)
- (後述)EC2に比べて設定が簡単(例:固定IPの付与が簡単 lightsailはStaticIP EC2はEIP)
<デメリット>
- バージョンごとの依存関係が多く、正常に動作しない組み合わせが多い上に、またその特定に時間がかかる (PHPver WPver 使っている各プラグインver)
- 既存インスタンスのスナップショットからの複製インスタンスは、Bitnamiが要因でPHPverUPできない こちら
<結論>
- サポートが終わっても動いているなら放置してもよいかと。
但し、将来的にWP/PHPのverUP時には現状使用中のプラグインを使えない可能性があることを明記すべき
(WP4.9.26は何かしら脆弱性が見つかったのでVerUPしたのだと思いますが、数字は古いが生まれは新しいというよくわからん状態)
<今回の要件>
- S3 CloudFront(+IAM)を使う
- 静的サイトホスト
- SSH、HTTPにおいてIP制限が必要
- 固定IPが必要
- 運用は非エンジニアが担当
<経緯>
- 発端
- lightsail WordPresのverUP依頼が来た
- 目的
- WPひいてはPHPのverUP (WPは度々脆弱性が見つかり、頻繁にverUPしてるイメージ)
- 利用中のプラグインも更新
※非エンジニアでも運用できるようにプラグインを多数利用中。使われてないものもある
- 問題発生(時系列順)
- プラグインCollapsing Archives 参考 ※トグル表示するツール
→ 更新できないも、使ってなかったようなので無効化 - 本番lightsailインスタンスから作成されたスナップショット、これから複製されたインスタンスはBitnamiが要因でPHPver固定される
→ lightsailインスタンスを新規作成 - (Bitnami要因でPHPverUPできないこと判明後)プラグインAll-in-one-WP-migration ※各種設定を移行するツール
→ 旧→新インスタンスへ移行時、受入れ側に容量制限あったが、これで解決 - VerUP後のWPでStaticPressS3が使えない。 ※S3とlightsailを繋いて運用を簡単にする
→ プラグインWP Offload Mediaで代替予定 参考 参考
- プラグインCollapsing Archives 参考 ※トグル表示するツール
<その他やってみたけどダメだったこと>
- 一旦最新のWP PHPver(662)まであげて、StaticPressS3が動作するverを探す為、一個づつver Downする プラグインGradeDown利用 (601で不可 以下スクショ)
<EC2との比較>
今回の要件であれば、lightsail WPの方が良い
EC2:インスタンス立上げ、IP制限はSecurityGroup、固定IPはEIP、ホストはRoute53 ACM、S3 CF IAMの設定、
→設計導入段階 エンジニア知識が必要
→運用段階 S3に画像を保存、設計より簡単も多少は知識が必要、
→コスト Min化の為にはリザーブインスタンス活用など、知識が必要
lightsail WP:インスタンス立上げ、IP制限/固定IPは画面で設定、ホストはRoute53 ACM、S3 CF IAMの設定、
→設計導入段階 エンジニア知識が必要も画面クリックで設定できるところが多い
→運用段階 プラグインを利用して非エンジニアでも運用可能
→コスト ほぼ固定
→ver UPの際は今回のようなトラブルが発生する可能性が高い
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