Open5

[WWDC24メモ] Xcode16の新機能

ゆんゆん

Edit

Upcoming language features flag

Build Settingsに、Swift 6への移行に役立つ「Upcoming language features」コンパイラフラグが新設されました。これをオンにすることで、言語機能に対する警告を段階的に有効化できます。
Upcoming language features

@Previewable

以前@State@Binding変数などがある場合、#Previewの中にラッパービューを作成する必要があって面倒でしたが、@Previewableによってそれが不要になりました。
@Previewable

PreviewModifier

PreviewModifierを実装することで、キャッシュされるコンテキストを提供し、後にプレビューで利用することができるようです。重い実装とか、シェアしたいデータがある場合に役に立たそうです(SwiftDataのmodelContainerとか)。
PreviewModifier

ゆんゆん

Build

Explicit Built Modules

Build Settingsで有効できる。オンにすることでモジュールビルドの効率が良くなるようです。モジュールをビルドする時のエラーメッセージも見やすくなる。

Explicit Built Modules

ゆんゆん

Debug

Thread performance checkerの改善。Disk write diagnosticとlaunch diagnosticsを追加することで、アプリのパフォーマンス分析がやりやすくなるようです。どちらもOrganizerからアクセスできます。
Launch
Disk write

Test

ほぼ [WWDC24メモ] Swift Testing と被るので割愛します。
#expect

ゆんゆん

Profile

Flame Graphを使うことで、アプリのハングが発生している箇所の分析がよりしやすくなります。
Flame graph