AWS クラウドプラクティショナー(CLF-C02)合格体験記
はじめに
先日、AWS Certified Cloud Practitionerに合格しました。資格の受験は久々なので、学習過程や感想をまとめてみようと思います。
背景
昔はバックエンド開発をやっていましたが、ここ数年はモバイルエンジニアとして働いています。オンプレミスの知識はありますが、AWSに関してはほとんど触ったことがありません。EC2やS3といった名前を聞いたことがある程度です。クラウドに関する知識が不足していると感じ、受験してみました。
学習期間 & 方法
合計で約十日間勉強しました。初めの一週間は、クラウドプラクティショナーの本を一通り読みました。次の週は、問題集をひたすら解きました。問題を解いていく中で間違えた箇所や知らない部分が出てきた場合は、再度テキストに戻って読み直しました。特定のトピックについてもう少し詳しく知りたい場合は、公式ドキュメントを探して参考にすることもありました。特に、Well-Architected Frameworkとクラウド導入フレームワーク(CAF)は、公式ドキュメントを繰り返し読みました。
初心者なので、どうしても馴染みにくい用語がいくつかありました。そういった用語については、単語帳アプリに記入して、暇な時間に復習していました。いくつかのアプリには、ユーザーが共有した用語集もあるようです(アプリ名は思い出せませんが、すみません)。私は自作のアプリを使っていましたが、非常に役立ちました。
参考にした教材は下記です:
- AWS認定クラウドプラクティショナー改訂第3版
- AWS公式ドキュメントサイト
- 【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー模擬試験問題集
- AWS-Examの問題集
- 公式練習問題20問
AWS認定クラウドプラクティショナー改訂第3版
冒頭で書いた通り、AWSに関してあまり知識がなかったので、この本で体系的に学ぶことができてよかったです。
AWS公式ドキュメントサイト
本来はもっと利用すべきですが、今回は時間があまりなかったため、補足の資料として読みました。
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー模擬試験問題集
ちょうどセール中で評価も高かったため購入しました。今回、主にこの問題集を活用しました。模擬問題は6回分あり、本番試験までに3周しました。1周目は50〜60%くらいの得点でしたが、3周目には90%くらい得るようになりました。
AWS-Examの問題集
このサイトは偶然見つけました。無料会員は100問利用できます。無料の100問は本番よりやや簡単な印象でしたので、やらなくても良いかもしれません。ただ、自信をつけるためにやっても損はないかなと思います。
公式の練習問題20問
本番試験の前夜にやりました。20問しかありませんが、非常に丁寧で細かく解説してくれるので、一度やってみることをおすすめします。難易度としても易しめです。
受験当日
受験が始まってすぐにハプニングがありました。なんと受験申し込み時に英語で受験するように選んでしまったため、全ての問題が英語でした。勉強したコンテンツは日本語だったのに、本番試験が英語になったので相当焦りました。全問の解答が終わり、終了前のアンケートを済ませると、合否がすぐわかりました。「Pass」を見た瞬間ほっとしました。ちなみに試験は午後15:30頃終わりましたが、試験の詳細結果は夜8時頃に届きました。
感想
- あくまでFoundationalレベルの試験ですが、AWSのサービスについての大まかな知識を得られてよかったと思います。
- 合格して次回の受験が50%OFFになるバウチャーをもらえたのは嬉しい。
- 最初からハンズオンなしで進めようと決めていましたが、やはりハンズオンをやらないと知識の定着は難しいと感じました。特に、説明文だけでは理解しづらいサービスや混同しやすいサービス(Inspector、TrustAdvisor、GuardDutyなど)があります。次回はハンズオンを取り入れながら勉強していこうと思います。
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