Deno環境下でGemini CLIを使えるようにする
いきなりGemini CLIが出てきました。
Gemini CLI面白そうですね。っと思ってインストールしようとしたところ以下コマンドでインストールできるとわかりました。
npm install -g @google/gemini-cli
脱Node.jsしてる身としてはこちらDenoでやりたいよなということでインストールしたのですが、せっかくなのでその他環境整備含め使えるようにするまでのメモをしておこうと思います。
DenoでGemini CLIをインストール
グローバルインストールならひとまず以下のコマンドで可能です。
deno install --global --allow-all npm:@google/gemini-cli/gemini
Warning The following packages contained npm lifecycle scripts (preinstall/install/postinstall) that were not executed:
┠─ npm:protobufjs@7.5.3
┃
┠─ This may cause the packages to not work correctly.
┠─ Lifecycle scripts are only supported when using a `node_modules` directory.
┠─ Enable it in your deno config file:
┖─ "nodeModulesDir": "auto"
✅ Successfully installed gemini
警告にあるように nodeModulesDir
の設定かコマンドに --node-modules-dir
をつけると node_modules
ディレクトリが作られてそこに色々入ります。今回は大丈夫だろうということで無視して進みます。
Gemini CLIの準備をする
まず適当に今回動かすためのディレクトリを作ってその中に入っておきます。
APIキーの取得
コマンドを動かす前にAPIキーなどが必要なので準備しておきます。
Google AI Studio で Gemini API キーを取得する
をクリックします。
今回はAPIキーがほしいので Get API key
をクリックします。
APIキーを作成します。
とりあえず今回は新規でプロジェクトを作ります。
APIキーを作成できたのでメモっておきます。
モーダルが消えてプロジェクトのページに戻ったら、下にスクロールしてプロジェクト番号をクリックしてゲットしておきましょう。
またプランのところがまだ未設定なので お支払い情報を設定
をクリックして設定しておきましょう。
.envファイルの作成
環境変数でも設定できるみたいですが、今回は .env
ファイルを作ってそこに設定を入れます。
GEMINI_API_KEY=YOUR_API_KEY
GEMINI_MODEL=gemini-2.5-flash
GOOGLE_CLOUD_PROJECT=YOUR_PRJECT_ID
先ほど取得したAPIキーとプロジェクト番号を書き換えます。
Gemini CLIを使ってみる
準備できたので実際に使ってみます。
gemini
Windows環境なのですがこんな感じになっててロゴが見えませんwww
認証
次に認証をします。 /auth
コマンドを打ち込みます。
今回は Login with Google
を選びます。ブラウザが起動してGoogleの認証画面に入るので進めていきます。
会話してみる
gemini cli について教えて下さい。
と書き込んでみます。ちなみにコピペしたらこんな感じでWindowsのPower Shellだと厳しさを感じています。
もし以下のような結果が帰ってきたら案内に従ってURLを開き、Geminiを有効化しましょう。
✕ [API Error: [{
"error": {
"code": 403,
"message": "Gemini for Google Cloud API has not been used in project XXXXXXXXXXX before or it is
disabled. Enable it by visiting
https://console.developers.google.com/apis/api/cloudaicompanion.googleapis.com/overview?project=XXXXXXXXXXX
then retry. If you enabled this API recently, wait a few minutes for the action to propagate to our systems
and retry.",
}
... 省略
]]
気を取り直してもう一回!!
終了
/exit
や /quit
で終了できます。最後に消費したトークンなどの情報が表示されます。
まとめ
とりあえずざっくりDenoでGemini CLIを使えるところまで環境整備しました。なにか不要な手順とかありそうですが一旦使えるようになったので良しとしましょう。
まだ何ができるか具体的に掴んでいないのでこれから試していきたいですね。
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